新潟駅がリニューアル

365連休のワタシには関係ないが、今日は三連休の三日目。朝から穏やかに晴れ、風も弱くて室内にいるとポッカポカの一日だった。

線路の高架化に伴い、何年か前から駅舎内のリニューアル工事がようやく終わりそうである。信濃川側の万代口、新幹線側の南口、それぞれにあった路線バスの停留所は、ツウツウとなった線路下に集約され一足早く3月31日から運行されるようである。追加、ツイカでいつの間にか開いていたレストランを含む各種店舗は、総数170店となって4月25日グランドオープンするらしい。レストランでは元祖たれカツ丼の「とんかつ太郎」、仙台の「牛タン炭焼き利休」などができるようだし、成城石井も進出するという。

木造駅舎から少し移動して現在地の鉄筋駅舎ができたのは昭和31~32年、ワタシが小学校低学年の頃で改札口は今の万代口の一か所のみだった。駅前は空き地だらけで、裏手の南口方面は一面の田んぼだった。家族旅行なんてしたことないから、駅を利用するのは学校行事だけ。小学六の年春の一泊二日の裏磐梯、中学二年春の二泊三日の東京・箱根、高校二年秋の京都・奈良、新潟駅からSL臨時貸し切り列車で行った修学旅行が懐かしい。大学に入ってその後も首都圏で暮らすことになり、帰省などで利用するようになってようやく「ふるさとの駅」として意識するようになった。

駅が充実するのは良いが、心配なのは古町十字路の再開発。旧新潟島育ちのワタシにとって繁華街といったら古町十字路だけだった。中心だった二軒のデパートはとっくに消えてしまったし、常設の露天が並んでた本町通りや古町の商店街はシャッターロードと化し唯一の地下街だった古町ローザも今春閉鎖になるという。駅が賑わうのは良いが懐かしの繁華街がどうなるのか、ジイジの心配は尽きない、、、