新年は曇り空で明け、毎年のことながら初日の出は拝めない。でも雪も雨もなく、まあまあ穏やかな日和だから神社さんはホッとしたことだろう。
9時過ぎから動きだし暮れに作ったお節の数々を並べていく。三日間変わらぬメニューなので詳細は明日紹介するとして、問題は蒲鉾や伊達巻などを盛った絵皿。今回でお役御免になるとは夢にも思わなかったであろう。
テレビ桟敷に陣取りゆっくり飲んで、食べて、ひと眠りして、15時過ぎに後片付けを終わり、三ツ矢サイダーを飲みながらノンビリしてると、、、16時過ぎにテレビと携帯が例の不気味なサイレン音とともに「緊急地震速報」の連呼が始まった。地域は石川・富山・新潟、身構えているとそのうちグラグラ、でもそれほど大きくはない。すぐ速報で「震源地は輪島沖、マグニチュード５...」となってたので「いつものヤツか」とちょっと安心してると、間もなく2回目の緊急地震速報が鳴り出した。範囲が北陸三県どころか東北、関東、東海も入っている。アナウンサーもけたたましく注意を連呼しているし前にも増して身構えていると、揺れる、ゆれる、ユレル、、、そのうちテレビが前後左右に大きく振れだしたのであわてて押さえに駆け寄る。震源地の能登半島沖は震度7、ここ中央区も震度5、大きいはずだ。揺れが収まり、何が落ちたのか探してると、、、
食器棚の中で、上からグラスが落ちてきてさっきしまったばかりの皿が割れてる。グラスの方はちょうど底の厚い部分にだったのか無傷だ。テーブルの上に置いてみると、皿はきれいに大3、小１の四片に割れている。これなら金継ぎも可能かなと、一応保管しておくことにした。
テレビでは震源地に近い珠洲・輪島などの状況を繰り返し伝えているが、被害の実態が分かるのは明るくなってからだろうな。県内も新幹線が止まり、幹線道路のアチコチで亀裂が入って渋滞発生などの被害が出ているようだ。三が日は外出予定はないし、そのうち復旧するだろうと思ってた20時過ぎ、腹が減って雑煮でも食べるかと鍋をかけガスを点けると、、、、オーノー、ガスが出てないではないか。停電はないし水道も出てるし、安心してたらガスが止まっていた。イザとなればカセットコンロはあるしキャンプ用のガスバーナーもある。ボンベの予備も十分あるから当面心配はない。
新型コロナの5類移行でようやく世間も落ち着いてきたなと思ったら年明け早々の大地震、今年は一体どんな年になるんだろう、、、
ともあれ、本年もよろしくお願いします
