2023秋 北海道・東北放浪記(26日目)

三県またいでドライブ

泊した道駅「いかりがせき」には「津軽関の庄温泉」があり、一風呂浴びてきた。入湯料400円、無色無臭だが肌にまとわりつくようなヌメッとした感触があり、美肌に一段と磨きがかかった気がする。

起きると薄日が射している。予報を確認すると東北内陸部では正午頃から降り出すようだ。雨の降る前に大方走り終えようと、7時前に出発。国道を南下するとすぐ秋田県に入り、「矢立峠」からは長い下りとなる。途中高速の無料区間をはしりながら、8時過ぎ、道の駅「ひない」に到着。コーヒーにパンをかじり、朝飯のモグモグタイムだ。

9時のオープンを待って産直へ。野菜が安く、ここから新潟に直帰するならいくつか買っていきたかった。レストランは11時オープン、比内地鶏の親子丼は次回(来れるかな?)の楽しみにしよう。

比内から国道282号線に戻り少し走ると鹿角市、市街地を抜けたと思ったら岩手県に入った。2時間足らずで青森・秋田・岩手の三県をまたぐドライブだ。

国道を右折し途中藤七温泉を経由する道を走っていくと、「分水嶺公園」の標識があったので小休止。公園と言ってもトイレと小さな休憩所、小さな広場にチェアが少々。裏手に水音は聞こえるが、遊歩道は勿論踏み跡も標識もない。途中「熊注意」の公報カーが走ってたのでかき分けていく勇気もなく、やむなく断念。ただの「駐車公園」でいいのにな、、、

11時半過ぎ、八幡平市に入ったと思ったらポツポツ雨があたってきた。スーパーで弁当類とアルコールを仕入れ、正午ちょうど、道駅「にしね」に到着。と同時に雨も本格的に降ってきた。今夜はここで籠城だ。小降りになるのを待って産直を冷やかしにいくと、多くのきのこ類が並んでいた。

今航の奥入瀬は完全に諦め、明日は八幡平をグルっと一周し雫石を経由して盛岡に入る予定である。