朝から快晴無風、絶好のツーリング日和である。7時過ぎから出発準備OKだったが、ヤッパリ「エール」と「こころ旅」が気になり、見終わった8時過ぎに部屋を出る。通勤ラッシュを避けるため、新潟中央~胎内荒川間は高速を利用、その後はひたすら国道113号線を東進する。鷹ノ巣付近ではまだ紅葉も見頃だったが、山形に入ると落葉寸前の赤茶けた樹々ばかりでちょっと遅かったようである。
10時過ぎ、真っ赤なカエデが出迎える道の駅「いいで」で最初の休憩。喫茶ルームが準備中のため冷やかしだけとなったが、産直の野菜類が安くてビックリだ。
「いいで」から国道、県道を走って、東北中央高速・米沢中央IC付近にできた道の駅「米沢」で二回目の休憩。コーヒー200円に米沢牛メンチコロッケ350円を食べる。冷えた体にコロッケは格別、けど「米沢牛」はたま~に舌にサワる程度だった。結果的にこれが今日の昼飯となってしまった。
米沢から無料区間を含めて福島飯坂ICまで高速を走り、11時過ぎ、先週12日放映の「こころ旅」で紹介された「大カヤ」に到着。樹高15mと低いため、見逃しそうだった。
県の天然記念物で、幹回り7.2m。近づくとやっぱり迫力がある。巨樹の面白さを教えてくれた支部長も、この樹を見てたのかな。
信夫山近くの「古関裕而記念館」に寄る。バスで団体客も来ていて大変なニギワイだ。一階はOKだが、二階の資料展示室は撮影禁止。一番の人気は夫婦の年表で、朝ドラの進行に合わせて大勢の人が見入っていた。
ここから信夫山の展望台へ行くつもりだったが、ナビが恐ろしく急坂な狭い道を案内するので途中で断念。二本松城の霞ヶ城公園に向ける。
14時過ぎ、二本松城跡に到着。戊辰戦争のとき、ここでも13~17歳の少年隊の悲劇があったという。積み直したのか、石垣がなんとも真新しい。
城内は見納めの紅葉でいっぱい、何とか間に合った感じだ。
「空を見ろ」「彗星だ‼?」「円盤だ‼?」。いいえ、タダの飛行機雲でした。
二本松から今晩の宿である郡山へ。日の落ちるのが早いので、16時前には絶対ホテルに入りたい。国・県道を走り、何とか15時40分にチェックインできた。ここは二食付きで諸々割引後4,785円である。しかしショックなことに、ホテル側の都合で晩飯は19時30分からという。昼飯はコロッケ1つ、あ~、ハラ減った、、、