野毛の今

朝には雨は上がっていたが、午前中はいつ降ってくるか分からないような黒い雲が何回天を覆ったことか。正午過ぎ、天気もようやく安定してきたので、バイクを取りに行くことができた。

昨夜BS1で、「コロナ時代の人情酒場 横浜・野毛の一ヶ月」という番組があった。野毛は、桜木町から伊勢佐木町に至る飲み屋街。大から小、マニアックな専門店、立ち飲みスタイルなどいろんな店があり、夕方から多くの人たちでにぎわっていた。私もみなとみらいに勤めていた頃は何かにつけて飲みにいったものだ。住んでたところも野毛に近かったので、休みの時などカミさんとよく遊びに行ったし、5月に行われていた「大道芸大会」も懐かしい。

番組は、コロナ禍の9月から10月にかけて野毛の飲み屋街の様子を紹介したドキュメントだ。一時は完全に人の流れが無くなり、多くの店が閉店に追い込まれたようだ。徐々に若者を中心に飲み客が戻りつつある中、常連だった年配者は感染への懸念が払拭できずなかなか戻ってこないらしい。店を縮小しながらも前向きに取り組む経営者もいれば、テレワークの増加で昔のような賑わいは無理という女将の言葉が響く。昨年の今頃、センターの仲間と飲みに行ったのも野毛だった。野毛に限らず、安心して飲みに行けるときが一日でも早く来ることを願うばかりである。

明日は8時までにはここを出発したい。二日間とも天気は上々のようだ。たぶん今年最後のお泊りツーリング、安全に気を付けて楽しんでこよう、、、