2023秋 北海道・東北放浪記(25日目)

近くで遊ぶ

5時半、起床。薄雲がかかっているが、今日も好天が期待できそうだ。起き掛けに付近を散歩する。道駅のそばに田舎館村観光の目玉「田んぼアート」があるが、先週で展望台は閉めたらしい。今朝もクッキリ岩木山が見えている。「赤いわきさん」を撮ってみたが、わかるかなぁ?

 

十和田の奥入瀬渓流であるが、まだ紅葉には早いようだし明日天気が崩れるらしく、今日は大分混雑しそうなので諦めた。行くなら16日(月)、今日はこの付近でウロチョロすることにした。

 

8時、始動。昨日の「つがる温泉」に忘れてきた入浴セットを取りに行き、その足で3㎞ほど離れた「猿賀(さるか)公園」を訪れる。ここは春の桜、秋の紅葉で結構有名な地らしい。駐車場から歩くと「枯山水庭園」が出迎える。

西側にハスで水面が見えない「鏡が池」がある。ガキのころ母親がオヤツでだした記憶(アオ臭くて不味かった)があるハスの実もたくさん成っている。紅い橋を渡った池の中央に「日吉神社」があり、ミドリにアカ、かなりバエる感じだ。

東側の「見晴ヶ池」、水草はなくボート遊びができる。日向ぼっこしてた水鳥がようやく活動時間に入り、オレの顔を見てエサ慣れした錦鯉が寄ってきた。

広い芝生広場を横切り、「噴水広場」から岩木山を臨む。噴水時間の表示が空白だったので、本格的な紅葉シーズンまで出さないのかな?

 

公園から西へ歩いてすぐの国指定名勝「盛美園」へ行く。入園料500円、清藤家24代盛美が武学流宗匠を招き、明治35年から9か年を要して造庭した明治期を代表する名園だそうな。

入ってすぐ左手に外観は洋風で中は日本間の建物がある。何でもジブリの「アリエッティ」の舞台の参考になったものとか。

正面手前に枯山水、その向こうに池泉回遊式の日本庭園が広がっている。面積約4千坪、築山が3つ、池泉には蓬莱島、方丈島などが設けられ、その壮大さに圧倒される。ここも紅葉の名所であと十日もすればライトアップが始まるらしい。

 

帰り際、駐車場わきの田んぼから岩木山を臨む。この辺りはまだ稲刈りやってるところもあり、右端には赤と黄色に実ったリンゴの木が並んでおり、ワタシ的には今日のベストショットである。

 

20分ほど走り、国道102号線沿いでダム湖「虹の湖」に面した道駅「虹の湖」へ行く。裏手は広大な公園となっていて、家族連れなどで賑わっていた。若干山間にあるのですこ~しだけ紅葉が進んでる感じがする。

駅に「やたい村」なる所があったので、「黒石焼きそば」550円を食べる。ソースがメッチャ濃く、確かに色は「クロイし」味はしょっぱかった。

 

102号線をまっすぐ行けば十和田湖、ワタシャ右に折れて平川市の道駅「いかりがせき」へ向かう。距離的に大したことないのだが、国道7号線に出るまでの国道454号線がかなりのシロモノ。平均1.5車線と狭く急カーブの連続で四国の「お遍路コロガシ」もマッツァオの「酷道」だった。

12時過ぎ、「いかりがせき」に到着。産直中心にかなり混んでいる。この先のアイデアもないので、ちょっと早いが今晩はここで泊。明日は朝から雨模様、行動は空模様と相談しながら決めようっと、、、