北海道ツーリング 2019初夏(二日目) 深浦町、どんだけ~



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6時に起きたときは青空ばっかしだった空も、段々薄雲が広がっていく。でも今日のところは雨の心配はなさそうだ。7時半から定食の朝飯、勿論きれいに平らげた。

8時半、ホテルを出発。昨日同様視界はイマイチすっきりせず、真っ先に上るつもりだった男鹿の寒風山は回避する。

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f:id:sumichan62:20190621101033j:plain 国道7号線八郎潟の東側を北上し、能代からは海岸線に出て国道101号線を走る。ハタハタで有名な八森海岸で休憩、三ツ矢サイダーでノドを潤す。

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県境を越えて 青森県深浦町に入っても美しい海岸線が続く。ここを走るのは2回目のはずだが、思わずバイクを停めたくなるところも多かった。JR五能線の十二湖駅近くから280号線に入り、「十二湖」を目指す。

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同じような湖、というより池が次から次と現れる。急に行き止まりとなり有料駐車場が出てきて「青い池」へ行くにはここで停めざるを得ないようだ。ナンカ「もういいや」という気になって、Uターンして戻ってきた。

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ここでのお目当てがもう一つ、昨秋の「こころ旅」で紹介された「象岩」だ。周りを見ると柱状節理の岩もあり、おもしろい景観だった。そろそろ腹も減ってきたので、これまた「こころ旅」一行が寄った深浦町の「セイリング」へ行く。

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 火野さんに倣い、深浦で揚がった生ホンマグロ(かどうか?)の丼御膳(2千円)とビーフシチュー(350円)を食べる。小鉢には皮、胃袋、アラの煮つけ、ツルツルワカメなど種類豊富。マグロの脂はなかったが、ネットリした生の感触がいい。シチューも旨く、昨日の昼飯の仇を討った気持ちになった。客が多く店主とゆっくり話ができなかったが、間違いなく火野さんが来た店だった。

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 千畳敷でも一番東恥になるところでちょっと休憩。ここには岩に彫られた仏像があるし、今年生誕百十年となる太宰治の碑もあった。さらに海岸線を走り、北金ヶ沢へ行く。

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 国道から北金ヶ沢の方へ下りていくと「日本一のオオイチョウ」の看板が。近づくとこんもりした「森」が見え、ナントこれが大イチョウNHKの巨樹の番組で紹介されていて、是非見たい樹だった。中に入ると根は一本なのか複数なのか、ごちゃごちゃで素人には判断つきかねる。樹齢千年、巨樹には間違いないようだ。青森県に入ってからここまで全部「深浦町」、このマチ、どんだけ広いんだろう。

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鯵ヶ沢に入り、県道3号線に入って岩木山神社へ。岩木山はカミさんがお気に入りで二回ほど登っている。私も来たのは二回目だが、前回は素通りしたので参道を歩くのは初めて。社務所御朱印を戴いたが、3人の巫女さんが揃いも揃って可愛いコちゃんだった。

16時15分、青森市内のホテルにチェックイン。明日の下北半島は朝から雨の予報で大間往きはあきらめ、10時青森発のフェリーで函館へ行くことにした。宿に入るまで何とか雨が強くならないことを祈るばかりである。