起きたときは雲が多くてガスってたが、徐々に青空が広がってきた。いつもより遅めの8時20分、ホテル出発。今日は津軽半島を走る。
40分ほどで外ヶ浜町の陸奥湾フェリー乗り場に到着。後にみえる「トップマスト」に上がるが、エレベーターがあるかと思いきや、132の階段が舞っていた。津軽半島の東側突端、下北の斧の刃の部分、夏泊半島なでが眺められた。
トップマストから、県道12号→14号と内陸を走って40分ほどで龍飛崎に到着。海岸線の先に太宰治の文学碑がある。急坂を上がって燈台方面へ。
海を見れば、北に流れる潮がべらぼうに速い。バスの姿はないが、家族連れなどが来ている。昨日、今日と地元のバイクも多く見えるが、さすがに県外ナンバーは少ないようである。
龍飛崎から国道339号線のシーサイドラインを下って、道の駅「十三湖高原」に行く。この道、ずっと海を見ながらで抜群の景色ながらクネクネの急坂がずっと続き、20数㎞の距離に45分ほどかかった。左に見えるタワーの2階部分から長い滑り台となっていて、多くの子供連れが遊んでいた。「しじみラーメンとミニ海鮮丼1,340円」で昼食。味は? ショッキのないスープで物足りず「名物に、、、」の味だった。
十三湖高原から内陸を南下。遠くに岩木山を見ながら走り、50分ほどで海岸にある「高山稲荷神社」に到着。
本殿脇を100段ほど上り下りしたその先に、稲荷神社の赤い鳥居が並び人工の滝が落ちるところまで行ける。鳥居が低くて頭を二度ほどぶつけるし、ナニカちょっとわざとらしくて、、、
神社からは田んぼの中の道を五所川原方面に南下するが、段々岩木山が大きく見えてきて楽しい走りだった。
45分ほどで五所川原にある津軽富士見湖に到着。湖には三連の「鶴の舞橋」が架けられており、橋越しの岩木山が絶景である。ここには本物の丹頂鶴も飼われていた。
15時ちょうどに弘前市内に入る。
百寺巡礼の一つ、「長勝寺」に寄る。先ずは三門の大きさに圧倒された。三門、茅葺の本堂と庫裡二棟、鐘楼が国の重文だ。ここは津軽藩主の菩提寺で、塀の向こうに代々藩主の廟が並んでいた、若い住職(?)としばし雑談、コロナにはやはり頭を痛めておられた。
長勝寺から2㎞ほど離れたところにある「最勝院五重塔」を見る。本州北端の五重塔らしい。境内には事由に入れるが、パンフや由書らしきものがなく詳しくは帰ってから調べよう。