2023春 北海道気まま旅(52日目) ゼッタイ「梅雨」だ

何時ごろか分からないが、夜中に雨が降り出し5時過ぎに起きたときもパラパラしていた。今日は夏日とはならないらしいが湿度が高く、ジトジト、ベタベタ。もうこれは完全に「梅雨どき」の天候だ。

雨が上がったのを確認して周囲
を散歩。遊歩道を歩いて行くと、道駅の隣に「鳥獣保護センター」があり「無料、9~17時オープン」の看板が、、、昨日来ればよかったな。鳥はお出掛けしてるのか湖面にも森にも見えず、引き返す。

 

9時前、始動。20分ほど走って「苫小牧市美術博物館」へ行く。受付で「先週末で美術館の企画展が終了し、今日は博物館だけですがよろしいですか?」と問われた。だったら300円の入館料を割り引けばよかろうに、ブツブツブツ

苫小牧辺りは先史時代からの移籍が多く発見され、アイヌの集落もたくさんあった土地とか。発掘された石器・土器も分かりやすく展示されている。特にアイヌ文化に関する展示が多く、年の生活サイクル、狩猟用具・漁具、衣類など多くが収納されていた。

 

登別に入って「知里幸恵 銀のしずく記念館」に行く。入館料500円。アイヌとして生まれ、金田一京助とあったことからアイヌに伝わる物語13篇をアイヌ語表記(ローマ字)と対訳した「アイヌ神謡集」をまとめ、上京した年にわずか19歳という若さで亡くなっている。館内には彼女の遺品やノート、写真が展示されている。

 

5分ほど走って「登別市郷土資料館」に寄る。建物が城の形となっているから「何だ?」と思ったら、ここ戊辰戦争で敗者となって所領を減らされた伊達藩のうち、重鎮だった片倉家が家臣ともども入植した地という。「そのため片倉小十郎の「白石城」がモデルとか。

開拓時代から昭和・平成に至る生活用品、幌別鉱山の歴史、アイヌの生活など多岐にわたって展示されている。

 

登別か室蘭で昼飯と思っていたが店を探しきれず、結局伊達市の道駅「だて歴史の杜」まで来て敷地内にあるびっくりドンキーで「スパカツ、ライス大盛」でランチする。

 

とにかく蒸し暑く、近くの「伊達温泉」で汗を流す。入湯料480円。帰りに地元のスーパーで晩飯を仕入れ、今晩はここの道駅で泊する。

ぐずついた天気は来週半ばころまで続くようで、「オラ、こんなホッカイドー、イヤだ~」。帰るつもりなら明日でも乗れるのだが、でもな、、、そんなに慌てなくても

(以下、修正しました)7月2日(日)は便がないし、1日(土)または3日(月)の便でも考えるか。でも、今夜ゆっくり考えよう、、、