昨夕18時過ぎくらいからポツポツあたりだし、暗くなるころには結構な雨脚となった。何時ごろ止んだか知らないが、今朝は青空をのぞかせている。今日は日曜日、まだ早いのに年齢も、バイクもバラバラな一団が集まってきた。これからツーリングかな?
ゆっくりサンデージャポンを見ながらパンをかじる。9時半始動、ここから10分足らずの「士別市立博物館」に行く。右が博物館、左は復元された公会堂だ。
入館料100円、博物館では開拓時代からの生活の様子、野鳥・動物の剥製展示、士別付近の時代考証、などが展示されている。松浦武四郎もしっかり足跡を残している。擦文時代には内陸のこのあたりもオホーツク文化が認めらるという。
公会堂では士別出身の「和泉雅子」の北極点到達時の写真や防寒道具、カエル飛のプロボクサー輪島功一のトロフィー、芸術家の作品などが展示されていた。
士別から国道289号線を一時間半ほど西進し、日本海側の苫前町郷土資料館に到着。道内のあちこちでヒグマ目撃が続いており、最悪のヒグマ事件があった同町の資料を見たくなり来てみた。大正4年12月冬眠前の巨大羆が開拓民一家を襲って7人死亡3人負傷の大事件は、吉村昭「羆嵐」で小説となった。ここから30分ほどの「三毛別発生現場」には2020年9月11日に寄ったが、鬱蒼とした森の中の一軒家でほかに観光客もおらず、ヒグマが出ないかヒヤヒヤし通しだったことを覚えている。
入館料310円、このあたりの開発時代の生活用具、旧石器からアイヌ文化に至る発掘品の数々が展示されている。やはりここにもオホーツク文化があったという。
過去最大と言われる推定18歳、体重500㎏の「北海太郎」。やはりデカッ、こんなのに襲われたらは越後のトッカリもひとたまりもない。
ランチは小平町の「お食事処すみれ」で海鮮丼を考えてたが、甘かった。日曜だし久しぶりの晴れ間で多くの人がでており国道は渋滞気味、店の前には多くの人がたむろしていた。
早々に諦め、少し先の道駅「おびら」に寄って久しぶりに「松浦武四郎」と再会。ここの食事処も混んでたので「オニギリ2ヶ」を買って腹を満たす。
このあと特に寄るところもなく、留萌からは無料高速を走って、14時前、今夜泊予定の道の駅「鐘のなるまち・ちっぷべつ」に到着。
明日は旭川駅周辺の公園を散策する予定である。