2023春 北海道気まま旅(36日目) オレの現住所

雨は降ってないものの厚い雲に覆われている。隣に停まっているキャンピングカーを見て思わずニンマリ、イマのオレなら「現住所:北海道内・道の駅」になるかな。

 

6時半、始動。国道39号線をひたすら帯広に向けて走る。層雲峡温泉街を通り過ぎ、一時間ほどで滝の駐車場で休憩。向かって左が「銀河の滝」、右が「流星の滝」だ。大好きな景色は数々あるが、ここもその一つ。駐車場から歩かずに雄大な滝が見れるところなんてないゾ。

 

大雪ダムを左に折れると石北峠越えで北見・遠軽方面へ、今日は右へ糠平・帯広へ向ける。

標高が上がるにつれ段々ガスが濃くなりトンネルを抜けて三国峠を過ぎる頃には真っ白、ライト、フォグランプを点け慎重に走る。

標高が下がれば道の両側に白樺林が続き、バイクで走るにはサイコーのところだ。

タウシュベツ橋梁が見えるところで休憩。ダムができて水没を繰り返すこと70余年、セメントの劣化が激しくいつ崩壊してもおかしくないそうだ。

 

道駅「しほろ」で休憩し、11時過ぎ、帯広駅の南部で博物館のある帯広百年記念館に到着。第1展示室では明治以降の十勝地方の開拓や発展、第2展示室は十勝の生い立ちと先住の人々、が展示・紹介されている。

この辺りでは「オホーツク文化」の影響は見られないようで、続縄文~擦文時代からアイヌ文化に移行している。

車で10分ほど走り、「焼肉大樹園」でランチ。TVで観たのをメモっておいた店で「カルビ(200g)定食」1,250円を食べる。勿論ご飯はサービスの大盛にした。

 

20分ほど南下し、「十勝ヌップクガーデン」に寄る。入園料500円、こじんまりしてるなと思ったら中の広いこと。日本庭園からイングリッシュガーデン、バラ園、ドッグランや馬にも乗れるところ(休み中)がある。花はまだこれからという感じだが、種類は多く、リピートしてもよさそうなところだ。

 

ガーデンから一番近い道駅は足が動かなくなった「なかさつない」、まだ14時前だったので帯広市内を抜け、道駅「ガーデンスパ十勝温泉」へ向かう。途中スーパーで買い物し、15時ちょうど到着。駐車場がガラガラなのでおかしいなと思ったら、今日は定休日とか。それでも17時近くになると、車中泊の車が集まってきた。

明日は本別経由で釧路に向かう予定である。