2020秋 北帰行ドライブ(二十二日目)

「見込み違い」

今朝の帯広は暑い雲に覆われ、今にも降りそうな天気だ。8時半、ホテルを出発し国道236号線を南下する。

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「愛国駅から幸福駅へ」でブームになった旧JR広尾線愛国駅に寄る。幸福駅は行っているがここは初めて。幸福駅が「陽」としたら、こちらは「陰」の感じだ。

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今は交通記念館として「9600型SL」が展示されている。さらに南下する。

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 道の駅「なかさつない」へ。連休中に来たときは駐車場もいっぱいで人でごった返していたが、今日は閑散としている。ここは全国道の駅人気投票で24位なんだそうな。

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ここは産直が充実しているし、B級グルメの店もあって私も好きなところである。初めて聞いた「ピータン丼」560円なるものを食べる。揚げた鶏肉を細く切って丼に盛ったもの、まあそれなりに旨かった。

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道の駅「忠類」。この地でナウマンゾウの化石が発見されて何十年かの記念のトシらしい。本物の骨が展示されてるという「ナウマン象記念館」にいくが、連休明けで休館忠。「象」に会えず、公園の「像」が慰めてくれた。

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「飛んでる鶴」を求め、昨年大挙して舞っていた大樹町の畑へ行く。幸先よくツガイがいたが、行動は同じで飛ぶ気配がない。一旦離れ、ほかを見つけるべく探し回るも無理だった。

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 再び前のツガイの元へ。周りに車はないし農作業している人も見えない。といって、ぬかるんだ人の畑に入ることはできない。最後の手段、帽子を振って大声を出すこと数度。しかしツルはゆっくり離れていくだけで羽ばたきさえしない。しようがない、今年のツルはあきらめた。

広尾町を経由して襟裳へ向かう。えりも町に入り、未舗装のためバイクでは敬遠していたハート形という「豊似湖」へ行ってみる。最初は道幅もあったのだが、1㎞もいくと1台分の幅やっとの道となる。ところどころ待機場所はあるが、対向車にどう対処してよいか分からない。片道7~8㎞に30分ちかくかかってようやく到着。

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駐車場からほそ~い山道を上がること200m、突如池が現れた。遊歩道らしき道はあるが荒れている。「ハート型」なんてどっからみればいいんだ?

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熊も出そうな、こんなところにいるのは私だけ。早々に引揚げ、車が見えたときにはほっとした。あちこ ちで鹿の姿を見ながらようやく国道に戻ることができた。

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 襟裳岬が近くなって青空が広がってきたが、東寄りの風が強くなってきた。15時45分、岬の突端から1㎞ほど北東に離れた旅館に到着。

明日は海岸線を西進し、千歳市のホテルに泊まる予定である。