2022秋 気ままな放浪旅(七日目)

今日もエカッタ~

今日は終日薄曇り、でも雨の心配はない。ほぼほぼ同じ朝飯(写真カット)を食べ、9時前ホテルを出発。堀川三条から12番系統のバスで四条京阪駅で下車、先ずは歩いて数分の八坂神社へ行く。

京都へ来るたびに寄ろうと思っていたが、なかなか来れなかった。ひょっとしたらカミさんと来て以来で、十数年ぶりかもしれない。

神社で御朱印を戴き、丸山公園の枝垂れ桜を眺めた後、南楼門からぶらぶら坂を上っていく。八坂の搭も久しぶり、三年坂を上ると修学旅行生でごった返している。清水寺までと思っていたが諦め(坂がイヤになった)、建仁寺へ向かう。

南の勅使門から境内に入り、三門、法堂を眺めて方丈から道内に入る。

順路に沿って一番に見るのは法堂の天井に描かれた「双龍図」。撮影禁止が多い中で、三脚・フラッシュはNGだがどこでも撮影OKだ。平成14年小泉某作、大きさと迫力に圧倒される。

方丈に戻って「石庭の大雄苑」を前にしてしばし瞑想(?)、裏手の「〇△▢乃庭」に頭をひねる(△はどこや?=正解は奥にある砂盛が三角形)。

襖絵、軸など見どころも多く、拝観料600円はお得感いっぱいだ。

極めつけは精密に再現された俵屋宗達作と言われる「風神雷神図屏風」。順路に従って最後の最後にこの屏風と出会う演出が憎い。

 

ぶらりと入った祇園のラーメン屋で「白湯つけ麺」千円を食べ、バスで一旦ホテルに戻り時間調整。13時40分、今度は車で20分ほどの「桂離宮」に向かう。14時40分中に通され千円の参観料を払って、15時ちょうどガイドさんについて庭園内の見学が始まった。

 

御成門をくぐり池泉式庭園を巡る。先ずは「外腰掛」、前には薩摩藩のソテツが広がる。

石橋を渡り茶室の「松琴亭」へ。天橋立に見立てた池の石組、茶室内の藍による青の市松模様の襖が斬新だ。

一番高いところ(池から7mとか)にある「賞花亭」。開放的な間取りで軒を大きく張り出させ、涼しさを求めた夏仕様の茶室とか。

横並びの六つの丸窓が特徴の笑意軒。池に桂川の水を引き込んでいた頃はここから舟で川に出ていたという。

窓から山、前面には海に見立てた池が広がる月波楼。天井にも開放的な工夫がある。

一番見たかった書院は、現在屋根のふきかえ中のため新御殿の外観しか見れなかったのは残念だが、それども45分間の参観を楽しむことができた。

四日間にわたる京都も今日で終わりだ。次はいつホテルに泊まるか分からないので、今晩は大の字になって寝ることにしよう。明日は姫路くらいまで行きたいと思っているが、、、