岐阜に入りました
今日は晴れたり曇ったり、雨の心配はなさそうだ。東近江のホテルも朝飯付き、オカズは京都で食べてたものとほぼ同様だった。8時過ぎにホテルを出発、30分ほど走って「金剛輪寺」に到着する。
駐車場から黒門を入って受付へ。でもオープンの8時半過ぎてるのに人がいない。柵を乗り越えようと思ったが、9時近くになってようやくオバちゃんがやってきた。
参道を上がっていくと、赤門、白門があり、その先は両脇に小さな地蔵がズラッと並んでいて壮観だ。二天門を見上げる石段のきついこと、何とか上りきると国宝の本堂が構えている。本堂に入ると、オバちゃんが私のために寺の由緒、諸堂について説明してくれた。
帰りに白門の奥にある国指定名勝の庭園を拝観。鎌倉期、江戸期に造られた池を中心とする石組、どれも手入れが行き届いていて見応えがあった。
20分ほど走り西明寺へ。昨日の百済寺、金剛輪寺と西明寺は天台宗の湖東三山。信長の焼き討ちで百済寺は焼失したが、金剛輪寺と西明寺は戦火を免れている由。
順路に従い庭園から拝観。不断桜が二本あり、小さな可愛らしい花が咲いていた。春のほか、9月頃からポツポツ咲くそうだ。
長い上りの参道は堪えたが、ここでも本堂でいろいろ説明してくれた。見事な薬師三尊像、十二神将、四天王像、どれも間近で見ることができて満足、マンゾク。
岐阜へ向かう途中、中山道の醒ヶ井宿に寄ってみた。ツーリングで来て以来、2回目の来訪。きれいな湧き水の川に梅花藻が揺れ、清々しい景色が展開される。
岐阜県に入り、百寺の一つ揖斐町の「横蔵寺」へ行く。石段がトラウマとなっており、どんどん山へ入っていくから恐怖におののいていたがそれほどではなくほっとした。
本堂の脇に舎利殿があり、横蔵生まれで生き仏として入定した妙心上人が安置されている。
百寺の一ヶ寺であり西国三十三所観音巡りの三十三番目結願の寺であるである「華厳寺」へ行く。御朱印も「西国」の方で戴いたが、結願(まだ6ヶ寺残ってる)であることから3枚書いていただいた。サービスかなと思ってたら、しっかり3枚分の900円を納めることとなった。
桜の時期は渋滞で絶対たどりつけないという日本三大桜「根尾谷淡墨桜」を観に行く。かなりの老木だが幹回りはさすがで、頭の中で一生懸命花を咲かせて帰ってきた。
16時ちょうど、今朝予約した岐阜市内のホテルにチェックイン。明日は美濃市あたりを経由して今航最後となる「永保寺」を巡る予定である、、、