終わってみれば

昨日同様、今朝も7時過ぎに起きて早速酒とツマミを用意し、テレビの前に陣取る。今日は大学箱根駅伝の復路がある。興味は往路優勝の青学に対し、追う一番手といわれる往路3位の駒大がどんな戦いをするかだ。

8時、往路順と間格差に従い青学から6区芦ノ湖をスタートする。駒大にとってこの6区でどれだけ差が詰められるかだったが、順位はあげたもののたった10秒ほどしか縮まない。7区以降は2位以下の順位が激しく変動するが、青学と2位チームの差は広がる一方でもう勝負あり。青学は終盤9区、10区で区間新を塗り替える快走もあって復路も新記録で制し、総合記録も塗り替えて優勝。終わってみれば、今年は「青学の、青学による、青学のための」大会だった。ネットによれば、青学の勝因は選手層の厚さと「厚底靴に対応した体力造り」ということだ。今回出た記録によって、区間記録は全て厚底靴によるものとなったらしい。ヤッパリ、ナイキってすごいものを作ったんだ。

青学・原監督は「パワフル大作戦成功、選手にアッパレ」と高らかに発していたが、注文が一つ。本来駅伝の目的は、世界的な長距離ランナーを育てることと聞く。原監督はこれで総合優勝6回目だが、まだ五輪選手は出していないのでは、、、 今大会も注目されたのは他大学の選手ばかりだった。選手から絶大な信頼がある今、未知の逸材を発掘し、世界に通用する選手を是非育ててもらいたい。

「飲む・喰う・昼寝付き」の正月も今日で終わり、労働者諸君は明日から通常勤務だ。「私もがんばらなくっちゃあ」といっても、明日から毎日がサンデー・ホリデーの362連休、さて年金ジジイは何を頑張ろうかな、、、