雑煮の話し

今朝は頑張って7時過ぎに起床。顔も洗わぬうちに冷蔵庫からお節の入ったタッパーを出し、酒も用意してテレビ桟敷に陣取った。勿論98回めとなる「大学箱根駅伝」を見るためである。

8時、大手町をスタート。1区では中大が一気に飛び出し、21年ぶりとなる区間新記録が出た。2区以降は酔いも手伝って記憶が少し飛んでいるが、格の違う東京国際大のヴィンセント選手が故障だったとはいえ、日本選手が往路の各区間賞を取ったのは喜ばしいことだ。結局はコンスタントに力を発揮した青学が往路を制す。

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今日のお節の〆は雑煮である。子供の頃、餅は正月しか食べれなかった。年の瀬の29日か30日に餅屋に頼んでおいた45~50㎝四方のノシ餅が届くと、母がすぐ包丁で切り餅に切り分けた。それを失敬し、まだ柔らかい餅をそのまま食べたものである。我が家の雑煮は、大根、ニンジン、ネギに豚肉を入れた醤油味、それに大晦日のすき焼きの残りも入れてたので味は濃い目で旨味タップリだった。焼いて膨らんだ切り餅を入れすこし煮込んでから食べるのだが、5人家族それぞれが7~8個は食べてたから鍋の中はチョー満杯、最初に入れた鍋底のモチなんか煮融けていつもドロドロになっていた。腹いっぱい食べた餅の味は今でも忘れられない。

そんな味を模して作った今日の雑煮、基本の大根、ニンジン、ネギ、豚肉に好きな油揚げを加え、茶わん蒸しで残った鶏肉もいれてみる。これでは「ぞう煮」でなくて「ざつ煮」であり、味は似て非なるものとなった。

日中はずっと陽射しがあったが、夕方デッカイ雷鳴があり、雨・風が強くなっている。明日は駅伝の復路がある。7時過ぎには起きて、またチビチビやりながらテレビ観戦だ。フ~、たまらねぇ~、、、