秋雨前線の長引く停滞

日本列島を東西に秋雨前線が停滞してから何日経つのだろうか。前線の南側では湿った空気が入りこみ、線状降水帯が形成されて各地で大きな被害が発生している。新潟市内は前線の北側で雨が降ったり止んだりする程度だが、前線の北上に伴い、昨日は糸魚川上越市が、今日は十日町・柏崎あたりが大雨警報の区域に入っている。

毎日のように地図を見ているせいか、被害地を聞くと以前訪れたところやその近く、これから行こうと計画してるところがあり、ドキッとする。今日六角川の氾濫で大きく浸水している佐賀県武雄市もそうだ。ここは巨樹の郷、武雄神社のご神木の楠、カツラの巨樹、川古の大樟もある。氾濫した六角川は東に流れて有明海にそそぎ、近くにはバイクで寄った祐徳稲荷神社がある。武雄の巨樹巡り、隣の波佐見焼嬉野温泉などを廻るつもりなので被害状況が心配である。

広島県に水源があり島根の江津市日本海にそそぐ江の川、両県にまたがって氾濫し各地で大きな浸水被害が出ているようだ。川沿いである広島の三次(みよし)は「わに(サメ)料理」が有名で一度寄りたいと思っており、コースや近くの見所を調べている。

大雨然り、台風然り、近年「30年に一度」「50年に一度」などの異常気象が毎年のように発生している。異常が普通になってしまうことの怖さ、世の中かなりのスピードで歯車が狂ってきているのだろうか、、、