日中晴れ間の多い日が続く。昨日は南からのベランダ風で蒸し暑く真夏日となったが、今日は北からの通路風で28℃止まりだったようだ。
今夜新潟を話題にした2番組があった。一つはBSPの「カールさんとティーナさんの古民家村 2021冬・春」。十日町市竹所に移住し古民家再生に取り組んでいるドイツ人建築デザイナーのカールさん夫妻の生活ぶりを紹介するシリーズものだ。
再生古民家に移住してきた人たちは、家を気に入り周りの自然を楽しんでいて、地元の人たちとの交流もうまく進んでいるようだ、古民家の再生ばかりか集落の活性化にも寄与するこの建築家の力に頭が下がる。
もう一つは「世界ふしぎ発見」だ。モデルの富永愛の司会で新潟の文化を取り上げていた。
山道を走っていると突如モニュメントに出くわすことがある 十日町の「大地の芸術祭」。清津峡にできた水鏡の展望所からの風景も見事だった。
私も新潟に戻ってからすぐ行ってみた「西福寺にある石川雲蝶の彫刻」。160年前の作とはおもえぬ極彩色と彫りの細かさが凄い。
なみなみ注ぐと底から抜けてしまう長岡の「十分盃」は知らなんだ。山古志からはここが発祥と言う「錦鯉」、一回見て迫力に圧倒された「牛の角付き」は他と違って勝敗を決めないところがいい。
稲わらの文化は、関川村のワラで作った大蛇を持って練り歩く「大したもんじゃ祭」と今ブームになっている「ネコちぐら」が紹介された。
大きな遺跡はないのに県内で出土される縄文時代の「火焔型土器」に十日町小唄で歌われる「明石縮」、ここでも出てきたカールさんの「古民家再生」に「臭水」といわれた石油の産出。もう新潟文化のてんこ盛りのような番組だった。
2番組とも初めて来新する人には良い教材になる。火野さんが県内を走った「こころ旅」とともに、私の永久保存版の録画にしよう、、、