ジムの終章(エピローグ)

今朝は7時前の「ドッカ~ン」というバカでかい雷鳴で目が覚めた。外はウッスラと白くなっていたが、大した雪ではない。日中ちょっと陽が射したと思ったら、スッカリ雪は消えてしまった。

2010年4月新潟に戻ってきてから勝手気ままな生活をしていたら、スッカリ体内時計が狂ってしまって昼夜逆転の生活になってしまった。このままではボケるのも早かろうと一念発起し、脳の活性のためにピアノを習い始め、生活リズムを取り戻すために8月からジムに通い始めた。以来今日は10年4か月と26日目、通うこと992回目となった。

通い始めは週に4~5回、しばらくしてからは週に3回をノルマにして汗を流した結果、3年目の2012年12月には13㎏の減量に成功した。しかし13年1月の禁煙を契機に徐々に、ときに急激に、全然とどまることなくリバウンドが始まった。そして今日の体重は? ナント、ジム通いを始めた日のわずか500g減と完全に元に戻っているのである。10年以上通ってわずか500gの減量、100gあたり何十万円になるのだろうか、、、A5ランクの松阪牛もビックリの値だ。

新型コロナの状況次第であるが、去年の自粛生活の鬱憤をはらすため遊びまくるつもりで今月で退会を決めた。一応11月から再開するつもりではいるがどうなることやら、、、

ジム退会した今は2020秋のこころ旅を終えた火野正平さんの心境である。「こころ旅」と同じ千回に達しなかったのは残念だが、運動嫌いの私が10年以上もジム通いをするなんて誰が想像したことだろう。そして誰もいないことを良いことに、サウナ室で火野さんを真似てチャゲアスの「終章(エピローグ)」をシミジミと唄った。

「ありきたりの別れは したくなかったの 

        ナミダで幕を下ろすよな、、、」

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