2020秋 北帰行ドライブ(三日目)

「瞬間的大雨でした」

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今朝は6時半までグッスリ、前の晩の寝不足を一気に取り戻した。チェックインのとき「函館グルメクーポン」2千円分をもらったが提携店を調べると朝市に店が多い。「クーポンいつ使うの? 今朝でしょう」ということで、7時過ぎ、歩いて10分ほどの朝市へ出かける。

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着いてビックリ。「ニーハオ」「、、ハシムニカ」の大合唱だった通りに飛んでるのは閑古鳥だけだ。

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目当ての「きくよ食堂本店」で「三種選べる丼(ウニ、イクラ、エビをチョイス)ミニイカ刺し付き定食」2,453円と厚(薄?)焼き玉子275円を食べる。明礬処理してない生ウニ、小型の生ボタンエビ(?)4尾が旨かった。クーポンを使って支払いは728円ポッキリ。函館市長、ゴチソウサマデシタ。

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9時過ぎ、改めて車で出掛ける。恵山にある強酸性の温泉も考えたが雨雲が近づいているため断念、道道83号線で道の駅「南かやべ」に付随する「縄文文化交流センター」に行く。国宝の土偶を初め、道内の縄文遺跡を紹介しており、地元の小学生も見学に来ていた。

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「かやべ」から海岸沿いに15分ほど走って道の駅「しかべ間欠泉公園」に到着。売店奥の狭い公園に入るのに300円が必要だ。入園するとちょうど間欠泉が終わるところで、次が始まるまで足湯に浸かる。裏でバルブを操作してるのではと疑うほど、迫力に欠けるイズミだった。

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ここから大沼公園に向かう途中、一転俄かにかき曇りそのうち雨が降ってきてみるみる強くなっていく.。前の車のテールランプに食らいついて、道の駅「なないろ・ななえ」に着く。

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雨はますます強くなり、そのうちピカピカゴロゴロと賑やかになる。30分ほどたってようやく小降りになり、建物に入る。産直中心の道の駅に付随して「男爵ラウンジ」なる建物がある。

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 高知出身で造船界で功を成し男爵となった川田龍吉が函館ドック再建に来道していた際、欧州から種芋を取り寄せ七重の地で改良普及したのが「男爵いも」とのこと。本物の男爵が語源とは、ちっとも知らなんだ。

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館内のレストランで「ガーリックシュリンププレート」1,300円で昼飯。結構大振りでニンニクタップリのエビが旨かった。13時過ぎ、雨が止んだのを確認して出発。まだ時間があるので、五稜郭のちょっと北にある「四稜郭」へ行く。

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五稜郭と比ぶべくもなく、土塁と空堀だけで四隅に砲台を備えた小さな要塞だが、戊辰戦争の往時を偲ぶことができた。15時過ぎ、ホテルに戻る。

明日の予報は曇り、まさか今日のような短時間豪雨はないと思うが油断は禁物だ。明日は木古内で新幹線のトンネルを見たあと山中を抜け日本海側へ。瀬棚町から八雲へ出て洞爺湖南の伊達市に泊まる予定である。