北海道ツーリング 2017秋 (三日目)  腹がナ〜ンギ

雲が多いながら、昨日よりは暖かな朝だ。朝飯前に宿の周りを散歩する。周りは田んぼで、早生種の稲刈りが始まったところという。オーナーは横浜から移住して二十数年、普段は農家の手伝いやいろいろな地域活動をやってる由。昨夜の客は、車で旅している連泊の50歳前後の大阪人。ナント、7月初めに来道して10月半ばまでいるそうな。
明日の道東地方は雨の予報に変わった。そのため二日分のうち行きたいところを優先したコースに変更する。
8時、宿を出発。愛別〜遠軽間の無料高速を利用し、先ずは遠軽町の「太陽の丘公園」のコスモスを見に行く。「一千万本」が売が、盛りはもう少し先。敷地の広さから満開時はさぞかし見事だろうが、今日は訪れていた園児の数の方が上だったカモ。
遠軽町から国道333号線〜国道39号線を通り道の駅「女満別」まで一気に走ったが、さすがホッカイドー、予想以上に遠かった。道駅で「豚丼(880円)」で昼飯にしたが、それなりに旨かった。道駅の近くの「朝日ヶ丘公園」。ここは美瑛に似た丘陵風景と360°の展望がウリだ。今日は斜里岳は見えたが、羅臼岳方面はハッキリしなかった。展望台付近に満開の観光用ひまわり畑が見事だった。サロマ湖へ向かう途中、能取湖南端の「さんご草」自生地に寄ってみる。新聞にも出てたらしいが、ここの紅葉(?)は少し遅れているようだ。
14時過ぎ、サロマ湖畔の「ワッカ原生花園」に行く。今春「こころ旅」の打ち上げの地点だ。番組に倣いママチャリ(650円)を借りて、最後の手紙を読んだロードの西端「ワッカの水」まで行く。途中の海に通じる水路をまたぐ橋、かなりの勾配で喘ぎながら押して渡る。海に伸びた砂洲に真水が湧く摩訶不思議な「ワッカの水」。昨日の大雪からみれば冷たさはないが、それでも旨い水だった。肝心の花は数えるほどしか咲いてなく、ちょっとガッカリ。この時期はこんなものなのかな。
ワッカから5分足らずの宿に到着。そして18時40分から待望の晩飯だ。なかなか予約が取れない宿で、今回は8月下旬先に予約を取り、ここまでの日程・コースを決めた。5点盛りの刺身、花咲と毛がにが半身ずつにズワイ脚が二本、ズワイ二脚のしゃぶしゃぶ、カニ飯、カニの茶わん蒸し、その他小鉢はあげたらキリがない。食べてる途中に「ツブのバター焼き」「蒸しエビ二匹」「カニの味噌汁」がきた。さすがの私もヤットコスットコ平らげた。あ〜、腹がナンギ(苦しい)、、、。
明日は標津町のとほ宿に泊まる。コースは天候次第で、いずれにしろ早めに行って近くの温泉に浸かるつもりだ。