北海道ツーリング 2017秋 (初日〜二日目)  

9月5日(初日) 混んでました冷蔵庫内一掃のあおりで、この日の朝飯はレタス半玉、ベーコン5枚、妖怪(三つ目)目玉焼き、特製味噌スープに食パン1枚。腹いっぱいになりました。
10時半過ぎ、フェリーターミナル到着。いつの間にかバイクも車と同じ待機場所なっていたが、すでに30台近くバイクが並んでいる。最終的には50台近くになったろうか。見れば7〜8割がオジンクラス、年金ライダー恐るべしである。フェリーは新船のあざれあ号、今日は満車らしく、団体客も多くて船内は大変な混みようだった。ロビーもしかりで、乗船中はほとんどベッドで過ごす。昼飯はビールと日本酒、コンビニで買ってきたサンドイッチで済ませたが、晩飯はレストランで「ジンギスカン丼」(980円)なるものを戴いた。

9月6日(二日目) モスト ビューティフル今朝、というより真夜中02時に目が覚めた。昨日は昼間から寝たり起きたりだったので睡眠は十分である。04時半、小樽接岸。バイクは車の後の下船だったため、岸壁に下り立ったのは5時を大きく回っていた。
海岸線を北上し、先ず向かったのは「石狩灯台」。何年か前の「こころ旅」に出た風景で、確か灯台守の方のお便りだった気がする。早朝で勿論誰もいなく、ススキもたなびいて殺伐とした風景だ。一帯は植物保護区のために遊歩道が設けられており、多分火口先端までつながっているのだろうが、いい加減のところでUターンする。花の時期はいいのかもしれない。
次に旭川の西に位置する「神居古潭」へ行く。TVの旅番組で知ったところだ。木造の「神居大橋」の下の川は渓谷美を見せ、対岸は廃線となった「旧神居古潭駅」がある。駅舎のそばには、「96型」「C57型」「D51型」三連の機関車があり、特に「撮り鉄」でない私でも「ウッ、、」と唸る迫力があった。
今日の本命「旭岳」に向かう途中に「大雪旭岳源水」なる場所があった。ここは管理人さんがいて写真のような水場が4か所ほどあり、18ℓタンクを山ほど積んだ車がひっきりなしにやってくる。源水はヒャッコくて旨かった。ロープウェーは往復2,900円、距離からみれば「高いんでないかい?」。今日の天気は雲一つなくサイコー、これで文句言ったらバチが当たる。昨年だったか、裏側にあたる層雲峡の黒岳に上がったときより素晴らしい眺望だ。山頂駅からは遊歩道があり、第3展望台まで行ってみる。噴煙まではかなりの距離だが、噴出の音が聞こえてくる。これだけ景色がいいと山もいろいろな表情を見せてくれて見飽きない。高山植物も多く、ころどころ紅葉も始まっている。今年は紅葉の速度が速いらしい。1時間足らずの滞在だったが、十分満足できた景色だった。
旭岳の麓から10㎞足らずの「天人峡」へ行ってみる。走っていくと突如柱状節理の景色が迫ってきた。昨年の水害で滝へは行けないようなので、日帰り温泉(600円)だけ入ってきた。露天、内風呂とも大きくはなかったが、客は私一人。十分お値打ちの風呂だった。
16時、今晩の宿である東川のとほ宿に入る。今晩の客は二人、建物は古いが大部屋を一人で使っているので良しとしよう。
明日は遠回りしてサロマ湖泊だ。