北海道ツーリング 2017秋 (九日目)  晴れ間の綱渡り

昨日の雨は21時頃になってようやく止んだ。そして今朝は窓越しに差し込む明るい陽射しで目が覚めた。でも道内の天気は不安定で、今日、明日の予報を信じ、コースを変更して走る。
今日一日中晴れてるところは帯広から南側だけ、北側ほど雨の降りは早まるようだ。8時から朝飯を食べ、8時半には宿を出発する。先ずは「三国峠」へ向かう。上士幌までは晴れ間が見えたが糠平を過ぎたあたりからポツポツあたってきた。峠が近づくにつれ、両脇の白樺の葉が段々黄色くなっていく。峠のPAは車やバイクで結構な賑わいだ。紅葉もこれから一気に進んでいくんだろう。峠からUターンして南下し、帯広方面に向かう。
帰りにライダーには人気の三股山荘でコーヒーブレイク。11時過ぎだったが、客は私一人。店のオバサン二人と歓談しながら濃い目のコーヒーを戴いた。
13時過ぎ、帯広駅前の豚丼の元祖「ぱんちょう」で昼飯。肉の枚数が一番多い松竹梅の上の「華」1,300円を食べたが、以前(5年前?)と比べ炭火による焦げ目の風味が増した気がした。
帯広市街から南へ20分ほどのガーデン「十勝ヒルズ」へ行く。正直期待してなかったが、規模、花の種類と数、なかなかどうして大したモンである。多くの蝶々やミツバチが密を集めるのに懸命だった。汗をかかない程度に歩いたつもりだったが、バイクに戻ったときには汗だくになっていた。
中札内村の「六花の森」へ行く。お菓子で有名な「六花亭」が経営するガーデンだが、冠の如く「森(もどき)」がメインで花は少ない。こちらも園内の遊歩道をゆっくり歩く。出口には売店があり、勿論自社製品のみの販売で商魂もたくましい。
「六花の森」から10分ほどで、今晩のとほ宿「エゾリス君の宿カンタベリー」に入る。19時過ぎに晩飯。20時から更別にある温泉へ行き、汗を流した。今晩は台湾人と相部屋だが、温泉から帰ってきたらもう電気を消してイビキをかいている。こりゃ参った、
あっそうそう、明日も晴れのところを追い、襟裳岬経由で新ひだか町に泊まる予定だ。