増毛館の晩飯。甘えびのフリッター、酒蒸し、麻婆豆腐にタコしゃぶ。これらは客4人と宿主との5人分。すくないんでないかい？
各自の皿には甘えびの刺身とボイル真ツブ3ヶ。ビールのつぎ方や飲み方、海老の剥き方に至るまで、宿主の講釈がチト煩わしいかったかな。
今日も良い天気。昨日よりは風も暖かい気がする。朝飯前に付近を散歩。国稀酒造、昨日着くのが遅くて試飲できなかったのが心残りだ。りっぱな駐車場、前からあったっけ？
朝飯を食べたのは私一人だったので、ゆっくり静かに食べることができた。09時、宿を出発。
当初予定では札幌市内に入り、時計台の写真でもと思っていたが、市内は渋滞で大変とライダーに言われ断念。とりあえず小樽を目指し国道231号線を南下する。風は段々強くなってきた。道中小さなGSに寄るが、2軒続けてハイオクを置いてないといわれ愕然。石狩に近づいてようやく満タンにすることができてホッとする。
コンビニで休憩しながら小樽も通過し、余市まで一気に走る。余市駅前の「かきざき商店」で昼飯を食べる。「ホッキめし（550円）、焼ほっけ（480円）＆テッポウ汁（680円」、う～ん、腹イッパイだ。食べ終わって店内を冷やかすが、魚卵を抜いた生のメスサケが500円で売られていた。
こんな快晴なら「積丹ブルー」もさぞ美しかろうと「島武意海岸展望台」に行ってみるが、ちょっと海上がざわついていてそれほどでもなかったな。風が強いから神威岬はカットし、その後も奇岩の多い海岸線をみながら休憩。岩内を通過して今晩の宿ニセコに向かうべく道道66号線を走る。途中「神仙沼」に寄ってみた。
樹々にはさまれた木道を行くこと約1㎞。
樹々を抜けると一気に湿地帯に入って視界が広がる。あまり期待していなかった紅葉もそれなりに色づいており、目を楽しませてくれた。観光客もまばらで、まったりした時間を過ごすことができた。
16時ジャスト、ニセコのとほ宿「旅物語」にチェックイン。晩飯前、ご主人が千葉からのBMWライダーと一緒に手作り温泉「黄金温泉」へ連れて行ってくれた。オーナーが自ら作った露天と内風呂、天気が良ければ羊蹄山とアンヌプリが眺められるらしい。
明日は北海道最後の日。2回続けてマシンの故障によりで飛行機で帰ることになったが、今回は何とかツーリングを全うできそうである。
