春のロングツーリング(二十三日目) 遠かったデス

雲が低く垂れこめ今にも降り出しそうな天気だ。7時から朝飯を食べ、8時ホテルを出る。30分ほどで宮島口に到着、バイクを預け(500円)、フェリー(往復360円)で厳島神社へ。朝も早かったので、9時前には渡ることができた。第三国人が多いのはいつものことだが、同じ外人でもヨソより欧米人の割合がかなり高い。ここは初めてではないが、多くの修学旅行生に交じり五重塔千畳閣など精力的に見て回る。それにしても湿気ムンムン、Tシャツ一枚で歩いてるにもかかわらず汗ビッショリだ。
宮島口へ戻り、次に広島市内の鯉城へ。
資料館も兼ねた天守に上ったが大したことなかった。南側には原爆ドームが見える。広島は大都会、正直街ナカの運転は疲れてしまう。早々に高速を使って呉の「大和ミュージアム」に向かった。さすが海軍の街、駐輪場の向かいには「海上自衛隊呉史料館」のドデかい潜水艦が鎮座している。ミュージアムの今回の特別企画は「戦艦長門、それにしても館内は広く、展示品を一品一品見ていたら丸一日かかってしまうだろうなあ。
ミュージアムを出るとようやく陽が射してきた。しかもカラッとした乾いた空気で気持ち良い。このあと瀬戸内海に浮かぶ小さな島々を見ながら国道を東へ向かう。竹原市に入り「麺」の幟に引き寄せられて昼飯にする。ここは「やまき醤油蔵安浦店」で「アナゴ天と細ざるウドンのセット」900円を食べたが、アナゴは一尾、うどんもコシがあり非常に美味しかった。走りは気持ち良かったが、竹原からもかなり遠く、16時過ぎ、ようやく「鞆の浦」に到着した。港のシンボル「常夜灯」、この時間になっても付近は多くの観光客でにぎわっている。一段高い「対潮楼」から海を眺めたかったが、今回は敵わなかった。
いつもより遅く、17時半、福山駅近くのホテルにチェックイン。今日も雨にあたることはなかったが、明日の午前中は少し降るようだ。う〜ん、岡山市内のホテルはとったが、コースをどうしよう。まあ天候を見て決めようかな、、、