春のロングツーリング(十三日目) 国道は酷道だった

泊まった椎葉村の民宿は2食付き7千円、周りにコンビニ等もないところだからメシ付きは必須の条件である。予想に反し、朝からスッキリと晴れた。8時過ぎに出発し、東の人吉市へ向かう。昨日椎葉村に入るときの265号線もかなりの厳しさだったが、今日の人吉に向かう道のナント大変だったことか。お遍路コロガシがこれでもか、これでもかと続いている。やっと265号線が終わったと思ったら、続く388号線の坂の急なこと。全70数kmのうち30㎞以上がこんな状態で、四国の439号線と同様、これは正しく「酷道」だった。道も市房湖に出てようやく良くなった。桟橋の先に五百円を入れると上がる大噴水があるが、誰も試してなかったなあ。
予定より大分遅れ、お昼近くにようやく人吉城跡に到着。球磨川沿いのこの城、石垣が往時を偲ばせるだけでほかは何もない。しばしベンチで休憩する。
人吉から50分ほど走り、鹿児島県伊佐市にある「曾木の滝」を見に行く。落差もさることながら、滝の幅には圧倒されしばし見とれてしまった。
14時過ぎ、霧島神宮に到着。日曜と会って大勢の人が参拝
していたが、やはり第三国人が圧倒的だ。境内の向かって右側には、樹齢800年という見事なご神木が鎮座している。鳥居を出た展望所のところにはこんなものまであった。
ちょっと早かったけど、15時過ぎ、道駅「霧島」近くの今晩の宿にチェックイン。明日は天候次第だが、鹿児島市内を経由し阿久根で泊の予定である。