ポカポカ陽気

朝から青空が広がってあったかく、暖房要らずの一日だった。風も弱くツーリング日和だったが、ここはグッと我慢して、午前中、久しぶりに街へ出る。
さっさと用事を済ませ、旧「大和デパート」に寄ってみる。新潟中心部の繁栄の象徴だったが、もう閉店して何年経つのだろう。債権等でなかなかその後の利活用が決まらなかったが、ようやく取り壊しが決定したようだ。今二階で「記憶と希望〜まちへいこう〜」展をやっている。看板だった「ダンシング・ラビット」や明治・大正・昭和の懐かしい写真やレコードジャケットなどが展示されており、ポツポツと年金世代が来場していた。昭和30年10月1日夜の新潟大火は、真っ赤な空と猛烈な火の粉を今でもはっきりと記憶している。そのときのラジオ実況放送の録音テープを流しているコーナーもあった。
本町をちょっと冷やかし、その後「ピア万代」に寄ってみた。先ずは腹ごしらえと「港食堂」で「漁師汁付きカキ丼」1,080円を食べたが、ベビーすぎるカキにちょっと驚いた。魚売り場は相変わらずの人だかり。海上も穏やかだったのか、地物の助宗タラ、のどぐろ、イナダなどが並んでいた。
ポカポカ陽気も今日だけで、天候は明日からまた下り坂という。関東並みは欲張りな希望だが、精神的にもバイクのためにも、せめて十日に一日くらいは今日のような陽気を期待したいが、、、