初めてのお留守番

関東地方は本曇りながら、夕方までは雨の心配はなさそうだ。
Sちゃんの様子がおかしい。起きてからずっとパパにまとわりつき、園に行く時間になると「今日はママち行く」と言い出してきかない。ママが何とか説得してジイジと園に向かうが、家のそばからぐずっている。途中、タンポポの綿毛を飛ばしながら、だましだまし、やっと園に到着。部屋まで行くと「ジイジ、ジイジ、置いて行かないで」と泣かれる始末。私も涙目になって帰ってきた。あとで知ったが一昨日の園で仲良しの子とちょっとわだかまりがあったらしい。
午前中、ママが英語の受講で10時から外出する間、Mちゃんと初めてのお留守番。昨日からミルクを与える練習をしていたので大丈夫とは思ったが、イザ二人きりになると不安がいっぱい。それでも脚の間にSちゃんのおもちゃをいっぱいに広げたら、思いのほか機嫌よく遊んでくれた。途中でミルクを飲ませ、一時間半のお留守番は無事完了。これでMちゃんの子守にも大分自信がついた。
4時、園へSちゃんを迎えに行く。朝のことがあったので心配していたが、先生から「あの時だけで、あとは元気に遊んでました」の言葉にホッとする。夕方、ママと一緒にお風呂に入り、私が明日新潟へ帰ることを知ったSちゃん。出て来るやいなや「ジイジ、明日帰るの? 寂しいからもっと居てよ」の言葉にホロリ。でも「今度はSちゃんたちが新潟へ来てね」と言ったら、カラリと「そうだね、そうするよ」との返事にちょっとガックリ。でもじめじめするよりは良い、明日は園に送ってから心置きなく新潟へ帰ることにしよう。
Sちゃんの成長も目にすることができたし、何よりMちゃんと仲良くすることができてほんとによかった。明日帰って準備を整え、心置きなく四国のお遍路へ旅立つことができるというものだ、、、