ベスト4で散る

午前中は薄日が射す程度だったが、次第に晴れてきて暑い一日となった。
夏の全国高校野球の地方予選は今がタケナワ。新潟県では今日が準決勝で、ナント母校の新潟高校が見事ここまで勝ち上がり、第二試合で甲子園の常連校である日本文理と戦うことになった。用事は午前中に済ませ、一時からテレビの前に陣取って応援だ。スタンドからは昔歌った懐かしい応援歌が聞こえてきた。
母校は進学校。三年生になると勉強に専念しどのクラブも二年生中心でやっていたので強くはなかった。でも野球部だけは、夏の県大会が終わるまで三年生も頑張っていて試合になると全校応援だったような気がする。創部120年以上で全国でも有数の歴史を持っているらしいが、甲子園に出たことはない。NHKニュース9の大越元キャスターは野球部出身の東大卒であることは知る人ぞ知る。ベスト4進出は実に30年ぶりらしく、ローカル紙を賑わせている。
2回裏、文理に一点を先制されるも3回表に追いつき、その後7回表までは押し気味に試合を進めていた。甲子園まであと2勝、これはひょっとするかなと思わせていたが、8回裏にソロホームランを打たれ、その後も長打で追加点を許し万事休す。結局、1対3で涙を飲んだが、オジン・オバンのOB連中に少し夢を見させてくれた。
現役諸君に「ありがとう、ご苦労さん」と言いたい。