北海道ツーリング 2015 (五日目) リベンジの絶景

五時過ぎ、目が覚めてカーテンを開けたらお日さまが照っている。五日目にしてようやく好天を迎えることができた。
7時に朝バイ(カメラ忘れてしまった)を食べ、8時からなでしこを応援していたが、早々に失点しガッカリ。4点目を取られた時点で逆転は不可能とあきらめ、ホテルを出発する。

向かったのは美幌峠。二年前の時は、霧雨の中で峠は真っ白。峠の看板を撮るのがやっとだった。網走から牧場を抜って走る道からの景色も素晴らしかったが、峠の道の駅からの景色には只々見とれるばかりだった。


この天気と視界なら間違いなかろうと摩周湖に向かう。湖の姫島、正面の斜里岳、右側の硫黄山、さらに反対方向に位置する雄阿寒岳、みんなクッキリ、ハッキリ、絶景である。

養老牛付近でモアン山の「牛」文字を探すが見つからない。前回北海道を走った「こころ旅」で紹介された「牧舎(荒川版画美術館)」に入り、チーズケーキでコーヒーブレイク。

12時過ぎに「開陽台」に到着。2年前、小雨の中でようやく辿り着いたものの景色はナンニモ見えなかったところだ。「超スッキリス」とはいかないが「ちょいスッキリス」程度の景色は見れたかな。

ガス気もあるかなとちょっと疑いながら知床へ行く。2時半、羅臼まわりで知床峠に到着。去年は雲に見え隠れし1時間近くも待ってやっと拝んだ羅臼岳だったが、今日はナンノ苦労もなしに姿を見せ思わず手を合わせたくなる絶景だった。私も、相棒も、ついでに道駅で買った「ホッケバーガー(400円)」も、記念写真を撮る。

峠から今晩の宿があるウトロに直行しようと下って行くと、道路情報で「知床五湖カムイワッカ湯の滝まで走行可能」と出ているではないか。明日は天気がまた崩れるようだから、好天のこの日を逃したくなく、近場の「知床五湖」に行く。もう3時を廻っていたが、4時にガイド付き90分の遊歩道歩きがあるというので参加した。参加者10人でガイド一人、一湖の周りをゆっくり散策。熊との共存を図る木道も風景にマッチし、知床連山も超ビューティフルだった。
6時過ぎ、ウトロの民宿に到着。風呂に入るヒマもなく6時半から晩飯、関西からのライダー二人と同じテーブルで食べたが、道内の情報交換で大いに盛り上がる。宿のオヤジが自慢する珍味が満載で、思わず生ビールをお替りしてしまった
明日は午後から雨となりそうだ。ここからそう遠くない中標津に宿をとったので、午前中は観光船、午後から野付半島を回ろうかと思っている。