名残の桜

今日も柔らかな日差しがあり、雨の心配もない。いよいよGWの始まり、道路は混むかなと思いつつも名残の桜を求めてバイクを走らせた。

早めの8時に出来島を出発して向かったのは胎内の桜並木。
小一時間で到着。来る途中はみんな葉桜状態だったのにここは別世界、今を盛りと満開の桜が出迎えてくれた。

ここからしばしドライブ。290号線から60号線、202号線、14号線と赤谷の里山風景を味わい、将軍杉で有名な阿賀町の三川に出る。ここから49号線で福島都の県境、上川に行く。
驚いたのは、三川〜上川間の49号線が新しい「赤岩トンネル」なるものが通じてまるっきり新しい道路に生まれ変わっていたことだ。路肩も広い直線道路でたいへん走りやすくなった。

目的は上川の極楽寺にある「野中桜」。残念ながらこちらは葉桜寸前。花の大きさや付き方から国の天然記念物となっているようだが、余り違いは感じられなかったなあ。




こちらは同じ境内にあった「喬木桂」。何でも樹齢500年以上とか、来ていた人も「こっちの方が見応えあるなあ」と人気が高かったようだ。
もうお昼近く。
ラーメン店をメモしてきたので、先ずは五泉市の「恵比寿」へ行ってみた。ようやく探し当てたと思ったら、店の前に長蛇の列。今日は諦め、出直すことに決定。
次に田上町の「樺太屋」へ向かう。ナビをせっとしたまでは良いが、山の中をズンズン登っていく。この55号線、舗装されてはいたが、そのうち中央車線もなくなり、ところどころすれ違いのスペースが確保されているよな道になってしまった。
ようやく着いたところは「ホテル小柳」の裏手。ここは以前ローカルテレビで紹介されていた店、しかし入店したらそこは完全な田舎の食堂、しかもヒルドキなのに客は誰も居ない。入った手前、帰るわけにもいかず、黒板を見て何とかの一つ覚えで「チャーシューメン」を注文。昔ながらのスープに昔ながらの細縮れ麺とチャーシュー、量も少なく全てに物足りなかった。救いは700円だったことぐらいか。

帰りは55号線から1号線と信濃川の土手道を走ってきた。
明後日、「会津の五桜」に行きたいと思っているが天気が持つかどうか微妙なところ。行けたら、久しぶりにピザの店にも寄ってみるかな。