北海道で感じたこと

昨夕からの雨、夜から段々強くなり今日の午前中まで降り続いた。北海道から涼しさを引っ張ってきた感じで、気温も23℃止まりと富良野より低いくらいだ。

今回の北海道できつかったのはやはり雨天での走りである。
30日のサロマ湖から知床までの走りでは途中で泣きそうになったが、後ろから来る車はすべて抜かせマイスピードで走り、何とか事なきを得た。
雨の時のブーツも問題だった。この春買ったばかりの人工皮革のものだが、完全防水ではない。出かける前に撥水スプレーをタップリ沁み込ませたのだが効果はなかった。完全防水のブーツはオフロード用でしかもビッグサイズがない。今、ギアキックはつま先ではなくカカトでやっているから、別にバイク用でなくてよいので、ちょっと靴屋をあたろうと思っている。
靴の中がグショグショになった翌日からの走行で、靴下の上からスーパーのレジ袋をかぶせてブーツを履いたが、足が濡れることなく効果があった。

でも北海道の道路は広い、というより路肩が広々してるので走りやすかった。ワインロードの国道でも同様なので、大分助けられた気がする。

走っていて感動したのは、バイクの大きさやタイプに関係なく対面するライダー同士が必ず手を上げて挨拶を交わすことだった。内地ではハーレー同士はやっているが、他車とは素通りだ。最初、相手から手を上げられると軽く頭を下げて対応していたが、慣れてくると私の方から大きく手を振るようになった。道の駅や街中の駐車場、ガソリンスタンドでバックをくくりつけたライダーと一緒になたときなども、必ず言葉を交わし情報交換する。「天気は?」「これからどちらへ?」「良いところはある?」、と年齢に関係なく話ができ楽しかった。

2020年、東京での五輪開催が決まった。今まで石原慎太郎一人が吼えてたような感じだったが、今回は日本が一つになってことを進めた成果だと思う。やはり日本は「絆」が良く似合う国民である。