「最後の夏日」だって
朝から強烈な陽射しで照り付ける。涛沸湖東端にあるYH、建物は古く歩くとギシギシ床が鳴く。二食付7,300円の35%引きで4,615円、でも食事は美味しかった。
付近を散歩。近い樹にツガイでいるというオジロワシ、今朝は1羽だけ。アオサギ、トンビ、ハクセキレイ、山鳩などが見えた。
湖越しに見る一年ぶりの斜里岳、堂々と、しかも荒々しい山容が好きだ。
湖面に見えるのは鵜か、カモか。双眼鏡とデジカメ望遠で30分ほどバードウォーキングを楽しんだ。
8時半、ホテルを出発。40分ほどで能取岬に到着。ここで同年配の青森BMWライダーとしばし歓談。キャンプ道具を持参し、コンビニ製品主体に普通のキャンプ場で寝てるとのことだ。
能取湖の南「卯原内」のサンゴ草群生地に寄ってみるが、色はまだ薄く、盛りはもう少し先のようだ。
238号線でサロマ湖へ。バイクでは行けない未舗装の狭い山道を上り、サロマ湖展望台へ行く。
山上の駐車場から200段ほどの階段をあがり、ようやく展望台に到着。でも、そんな苦労も吹き飛ばすような絶景が待っていた。
遠軽町に出て「ドライブインどか弁」で豚丼を食べる。ここは昨年9月放送の「こころ旅」で昼飯を食べたところ。店内に正ちゃん手拭がしっかり飾られていた。
「太陽の丘えんがる公園」に行く。3年前の同時期にきたときはコスモスが原因不明で花が咲いておらず(今日の能取でライダーに聞いた)拍子抜けしたが、今日全然隙間がないくらいに咲き乱れている。
それにしても暑い。ラジオで「今年最後の夏ですよ」と盛んに言っていたがホントかな? 今日は3本のペットボトルを空にした。
このあとキャンプ場の下見に「丸瀬布いこいの森公園」へ行き、あとは道道36、137号線を走って滝上町のホテルに到着。この道、長いトンネル内が暗いのがちょっとキツいが、道は良く整備されていて交通量も少なく快適だった。
今夜から天候は下り坂、明日はどこもかしこも雨模様だ。明後日のことも考え、旭川と留萌の中間ぐらいのところで泊の予定である。