北海道ツーリング(八日目) 旭川残留

7時から和定食の朝飯。650円で宿泊客以外でも食べられるようだ。焼き魚はギンダラの粕漬けで旨かったが、食後にコーヒーを頼んだら200円取られた。
気になる天気だが、朝の予報では、きょう3日は曇り後雨、4日は終日雨で午後から強くなる、5〜6日は晴れ時々曇りとのこと。どうしても晴れた日に美瑛・富良野を走ってみたい。ここまで雨にたたられたらもうやけ気味で、明日、明後日は富良野に移り、6日の夜に苫小牧からフェリーで帰ることに決めた。幸い、富良野のライダーがよく泊まるペンション(相部屋もあるが個室に)を予約でき、フェリーもスムーズにとれた。

降ってた雨も9時頃には止んだので、バイクで旭山動物園に行ってみた。夏休みも終わったから空いてるだろうと思いきや、団体客がやたら多い。
カミさんと来た5年前は混んでいて見れなかった「空飛ぶペンギン」、目の前を垂直に泳ぐ「アザラシ」を今回はじっくり見学できた。

昨日までからみたら今日は非常に蒸し暑く、園内を歩いてると汗が噴き出してくる。休憩所でTシャツを脱いだのだがそれでも汗だく。白熊もオオカミもちょっとグッタリしてたようだ。
二時間ほど見学し、これからの情報を得るべく、道の駅びえい「丘のくら」へ行く。観光マップなどを手に入れ、ついでに「美瑛サイダー」200円も手に入れた。
美瑛・富良野には「丘」「公園」と名の付くものがやたら多いが、現在の花の様子などをチェックするため、「四季彩の丘」へ行ってみた。ここは入場料はないが、管理費助成」で100円程度を寄付することのようだ。







花の前に名前が書いてあったが覚える気がないので分からない。ここはトラクターで引っ張るトロッコ風客車が有名で、園内をノンビリ走り回っている。畑一面とまではいかぬまでも、種類といい面積といい見応えがあった。
美馬牛駅前を通過し国道237号線に出て少し南に走ると、右側にひっそりと道が。これが噂の「ジェットコースターの道」かなと入ってみた。交通量は圧倒的に少なく、アンちゃんライダーがバイクを停めてるところをみると例の道に間違いないようだ。
バイク本では「まるで空に吸いこまれる気分」などと書かれているが、ドンヨリした灰色雲ではそんな気分になれない。今までもまっすぐなアップダウンのある道はいくつも走ってきた。北海道はそこいらじゅうにジェットコースターが走ってるということかな。

時計はもう1時を回っている。ここまで来たら昼飯は富良野まで足をのばしてみるかと、富良野駅近くの「魔女のスプーン」へ行った。「唯我独尊」のすぐそばだ。ちょうど女性グループ5〜6人が入ったあとだったので、料理が出てくるまで30分くらいまたされた。店のオススメで「オムライス」と「スープカレー」のコラボ1265円を戴いた。カレーはやや辛めでコクがあり旨いが「具」がちょっと物足りない感じ。
四時にホテルに戻り、シャワーを浴びるなどして休憩。明日の雨の中での過ごし方、5〜6日のコースなど整理していく。
七時過ぎ、ホテルのそばのラーメン屋「一蔵」で晩飯。餃子をツマミに生ビールを一杯、仕上げに醤油ラーメン。描いていた旭川ラーメンは「動物系と魚介系のダブルスープで、縮れ細麺」だったが、鶏ガラのアッサリ系で麺もチト太く、「オレのと違うなあ」とボヤキたくなるイッパイだった。

北海道も残りアト三日となった。とりあえず雨の明日を乗り切らねばならない。