サマーツーリング2013 (一日目)

気が高ぶって目覚しより早く起きてしまった。愛車の準備を完了し、予定より早い5時40分にウチを出発、この時点では、青空も見え上々の天気に思えたのだが。
新潟西ICから高速を利用し、越後川口で下りて国道117号線を西進する。津南町を通過中に「ひまわり広場」の標識を発見し、ちょっと寄り道。117号線から逸れること数キロ、目的地に到着した。写真では広範囲に感じるが、意外と小さかった。
長野県に入り、道駅「さかえ村」に寄るが、まだ8時前で開店前。やむなく次の目的地、野沢温泉経由で福島棚田に向かう。道は間違ってないんだけど、近くに行っても案内がなく撮影ポイントがわからない。途中「神戸の大いちょう」なる看板も見つけたが、こちらもたどり着けない。結局アッチコッチ走り回っただけで終わってしまった。




北飯山駅のそばにある「高橋まゆみ人形館」にちょうど9時に着いた。独特のあたたかみがあるジッチャン、バッチャンの人形に前から興味があり、一度じっくり観たかった。ちょっとしゃくれた愛嬌のあるた大きな顔、逞しい大きめの手、何とも言えぬポーズ、観ていてあきない。出品数が少ないのと写真禁止(これはパンフレット)がちょっと残念だった。
人形館の目の前にモチ屋さんがある。そういえば朝飯がまだだった。野沢菜と味噌茄子のオヤキを食べる。やっぱり本場のモノは旨い。
292号線を走り、いよいよ志賀高原に入る。
予定にはなかったが「潤満瀧」の看板を観て駐車場に入り、落差のある瀧を遠望する。高度が上がるにつれ、視界も段々悪くなり気温も下がってきた。まだ降ってはいなかったがここで雨具を着た。ナント、これが大正解だった。
丸池まで登ってくると雨がポツポツあたってきた。ちょうどカフェがあったので、ザックにカバーをかけて店内に入る。珈琲を一口、二口飲んでると外はもうザアザア降りになっている。こりゃあヤバイ、しばらくここで休むことにして、ちょっと早いけどミートソースパスタも食べる。小一時間くらいで小止みになり、店を出た。
すぐ向かいの「琵琶池」に下りてみる。一周すると一時間はかかるらしいので、ここは水端で写真撮影のみとした。
雨上がりのワインロードを慎重に上がっていき、10キロ足らずで横手山に到着。視界は期待できなかったが、晴れてきたのでリフトで山頂に上がってみた。ところどころ群生している黄色いニッコウキスゲがきれいだった。
さて時計をみればまだ1時をまわったばかり。今晩のホテルは目の前だし、時間つぶしに草津へ行ってみることに。
道はわりかし空いていたので良かったのだが、下っていくにつれガスがひどくなり必死に前の車についていく。
40分ほどで湯畑に到着。2,3回目の訪問だがここは情緒がある。足湯に入りたかったが席が空いてないので断念、巷は日曜日であることを実感する。




草津からの帰りもガス気は続いていたが、高度があがると晴れてきた。明日いくつもろの白根山だったが、晴れているうちに湯釜へのぼることにした。
駐車場からの急坂を登ること20分。とても一気ではいかず、休み休みしてようやくたどり着いたが、湯釜がナント神秘的なことか。蔵王のお釜より勝っているカモしれない。
16時過ぎ、ホテルにチェックイン。ここは群馬と長野の県境に建っているという。固定資産税はどうしているのか、聞いてみるか。
夏休みというのに泊まり客はたった二人。6時から晩飯。お造りは2Sサイズの甘海老2尾と小さじ一杯のアジのタタキ、いくら山のテッペンとはいえソリャナイヨ。部屋も古いし節電で廊下もところどころ暗くて、客が来ないのも何となくナットク。
食べ終わて外をみたらマッシロ。とても星をみる雰囲気ではない。
明日、明後日、ちょっと天候が心配だ。コースの練り直しも必要かもしれない。
誰だ? 日曜が梅雨明けなんて言ったのは、、、