近畿ツーリング(五日目) 快適な走り

午前中は陽射しがあったりなかったり。午後から段々本曇となったが白浜に着くまで何とかもってくれた。
今回のツーリングも後半戦に入る。洋風朝飯を食べ「こころ旅」をしっかり見てホテルをチェックアウト。奈良市から五條市を通過し、あとはひたすら国道168号線を南下する。この国道は川沿いを走るが、山また山、トンネル無数、そしてところどころ中央の分離白線さえなくなり、非常に神経を使う。でもずっとガラガラだったから、気持よく好みのスピードでワインディング楽しむことが出来た。
11時、今回最も楽しみにしていた十津川村の「谷瀬の吊り橋」に到着。高さ54m、長さ約300m、堂々の吊り橋だ。駐輪代は百円取られたが橋の通行料はなし。橋の上には20人までと断り書きはあるが誰も守っていない。渡って行くとかなりの揺れがあり、途中で引き返す観光客も多かった。この橋をを村民が金を出し合って掛けたというから恐れ入る。
吊り橋から少し走って、道の駅「十津川郷」で昼飯。ミニ他人丼とざるそばで千円とやや高めだったが、そばはシャキッとして旨かった。今日、数カ所の道の駅へ言ったが、どこも小規模だったなあ。何か理由があるのだろうか。


一時過ぎに熊野本宮大社に到着。これから行く予定の白浜、那智等を含めて、熊野古道バスツアーにカミさんと一緒に来て以来の再訪だ。あれから何年経ったかな。足が三本ある八咫烏は「ニッポン、チャチャチャ」のエンブレム。もうすぐWカップ、境内には「杯」のノボリが多数あった。


ここまでずっと168号線だったが、ここから白浜方面は311号線。しかし十津川はこんな山間にありながら、ナント河原の広いことか。暴れた時の恐ろしさが想像できる。
三時過ぎに今晩の宿泊地、白浜に到着する。ホテルに入る前に名所を一回り、先ずは「三段壁」だ。エレベーターで波が洗うところまで下りれるが、バカ高いので辞めた。
千畳敷と円月島。晴れていれば、円月島の窓から夕日が射す光景が売りらしいが、今日は無理なようである。
四時過ぎにチェックイン。早速大浴場で汗を流す。ここは二食付きで安く、グループ、団体、家族連れで賑わっていた。夕飯はバイキング。得意とするところだが、客があまりに多く追加の皿もあっという間になくなり思うように持ってこれない。でもしっかり2回目にリベンジした。
5時位から雨が降ってきた。明日の午前中まで残るらしい。一にも二にも安全運転、降る強さによって寄るところを考えてみよう。