今、午前九時過ぎ。予報に反して外は意外に明るく、雨はまだ降っていない。こんなハズでは??? 決めたからにはホテルに閉じこもり、ノンビリしよう。昨日の行動を報告します。
5月19日(日)=七日目 絶景でした
07時にホテルのサービス朝食であるおにぎり2個を食べ、08時半、出発する。向かったのは和歌山市内から西の加太にある「淡島神社」、30分足らずで到着した。
今ツーリング初めて海を見る。左端が、四国との境、友ヶ島水道になるのだろうか。波は穏やか、サーファーも楽しそうだ。
朱塗りの明るい感じを受ける神社だ。人形供養のほか、針塚、そして下着供養もあるらしい。再び和歌山市内を通り、和歌浦の紀三井寺へ。
四国三十三所観音巡りの2番札所「紀三井山金剛宝寺」。中門から急勾配の石段が続く。途中、名の由来となった湧き水がある。4か所ほど踊り場があり、その都度休みながら本殿へ。
今回予定の9ヶ寺のうち、これで8ヶ寺を廻ることができた。
新しい仏殿が御開帳されていて、日本最大の観音様「大千手十一面観世音菩薩」を拝観し、見上げんばかりの大観音に圧倒される(と一応書いておこう)。
本堂のある境内からは、和歌の浦が一望できる。ちょうど青空が広がったところでなかなかの景色だった。
紀三井寺から国道480号線にある「あらぎの里」へ向かうが、途中で道に迷い、正午前上り口にある道の駅「明恵ふるさと館」に到着。昼飯に「シラス丼」を食べたが、シラスは釜揚げ。何より丼の小ささに唖然、これでは「シラス椀」だろう。
国道480号線は高野山へ通じる道で、休日とあって車もバイクも多かった。道駅から20分ほど上りようやく展望台に到着、これが今日イチオシの絶景である。有田川が大きく蛇行するところだが、水田のある島に見える。右上側には青い橋、なにか日本離れした感じさえ受ける風景だった。
展望台からUターンし、5分ほど下ったところにあるつり橋の「蔵王橋」。
すごいのは踏板が金属の簀の子でスケスケなこと。下を見ると思わず足がすくむ思いだ。高さはそれほどではないが、火野さんが絶対に渡れないつり橋であることは間違いない。
有田市を抜け、海岸線を下る格好で由良町先端にある「白崎海洋公園」へ行く。石灰岩の白い岩肌がむき出しで、天気さえよければ青い海とのコントラストがインスタ映えするハズだったが、、、。
公園から南側をまわりこんで、16時過ぎい由良港に近いホテルにチェックイン。この町、大学4年の冬の実習航海で上陸しているが、勿論その時の景観を思い出すことはなかった。