幻魚でイッパイ

東京では桜が満開になったとか。新潟は日は照ってるものの陽射しは弱く、春はもうちょっと先のようだ。

昨日、昼飯でふるさと村に行ったついでに鮮魚売り場を覗いてみた。大したものはなかったが、スーパーでは売ってない魚があったので買ってみた。




「幻魚」、通常ゲンゲとも呼んでいる。
6匹入って160円ちょっと、2パック買って330円ちょうどだった。
昔、魚ばかり食べていた我が家でも出なかったと思うが、上越の方では結構食べていたらしい。最近では干物として乾物屋や土産物店でも出ている。
この魚を初めて食べたのは、40年ほど前、福井・越前町の同期入社の友人宅へ遊びに行ったときに食卓に上った「すまし汁」だった。箸でつかめないほどヌルッとして最初は気持ち悪かったが、食べたら旨いのなんの。思わずオカワリしていた。




ざっと水洗いし、半分は丸のまま半分に切って煮付けに、残りは頭と内臓をとり適当にフブツ切にして味噌汁にした。ジュンサイのような表面のトロトロ感がたまらない。丸ごと口に入れても背骨がやや歯にさわる程度。酒の肴としても結構イケる。
ネットで見たら、唐揚げも旨いと出ているが水っぽいからどんなものカナ。

さあ、深夜からW杯サッカーアジア予選の前哨戦であるカナダ戦がある。応援しなくっちゃ。