東北ツーリング(四日目) 秋晴れ

昨日の午後、青森市内でヒョウが降りリンゴに被害が出たとニュースで言っている。どうりで寒かった訳である。23日から始まった今回の東北ツーリング、四日目にしてようやく秋晴れの天気に恵まれた。
6時半から朝飯。いつものバイキングメニューに加え、ナント、ソバもチキンカレーもある。これで一泊朝食付き4900円はお得感がいっぱい。勿論、カレーはしっかり戴き朝から満腹感でいっぱい。

8時半に始動。国道280号線を陸奥湾を右に見ながら走る。ずっと民家が立ち並んでいるが、風も弱く車も少ないので気分爽快だ。視界も良好で、北海道側もはっきり見える。




途中から339号線となって10時過ぎに竜飛崎到着。駐車場を間違え百段くらいの階段を昇るハメになったが、灯台まで無事たどり着いた。「津軽海峡冬景色」の歌碑があり、福島・いわきの塩屋粼と同様、近づくと大音量の歌が流れる。海峡には、本マグロねらいの小型漁船が走り回っていた。

竜飛崎から日本海側を南下するが、陸奥湾沿いと対照的に海岸線は断崖絶壁な箇所が多く、339号線も山に入ったり、相当きついいろは坂だったりで走りには神経を使った。

12時過ぎに十三湖に到着。ドライブインではどこも「しじみラーメン」のノボリが立っているが、じっと我慢して湖の一番奥まったところにある「しじみ亭奈良屋」まで走り、昼食。
ガイド本に出ていた「しじみづくし」1500円を戴く。
しじみの炊き込みご飯にしじみラーメン、スープ、バター蒸し、チャウダー、佃煮など、一品の量はミニだが品数はマキシムだった。
大いに満足して、五所川原市金木に向かう。



三味線会館に入り、男女二人による津軽三味線ライブを楽しんだ。三橋美智也のコーナーもあり、懐かしく見入った。会館の近くには「斜陽館」があるが、太宰には興味がないのでちょっと愛馬を停めて記念写真だけ撮った。
岩木山に向かって、今晩の宿がある弘前へ走る。弘前に近づくと岩木山のてっぺんは「山」の字に見えるから面白い。

通りに面した玄関前にバイクを停めてもらい、4時前ホテルにチェックイン。城を見学するつもりだったが明朝にまわすことにした。
残り二日、明日も快晴の予報で走るのが待ち遠しい。