重い雪

起きて外を見たらウッスラ積もってはいるものの,降ってる雪も大したことがないので安心していた。

ところが,明るくなるにつれ,風も強まってきて,降るは,降るは。あっという間にベランダが白くなってしまった。
視界も悪くなって,雪はますます激しくなり,いつものジムに行く時間が近づいてくる。今日は休むか否か,ハムレットの心境になって考えた「このまま降り続いたら車が埋まる。ジム(地上部分が駐車場の半屋内)に車を一時避難させた方が良いのでは」。

ルーフにはもう14〜15cmは積もっている。そして,昨日までのサラサラ雪とは異なりズシリと重い。雪まみれになりながら払いのけ,やっと走り始めた。
走ってわかったが,湿った雪はガラスにへばりつく。前・後はワイパー,ヒーターやA/Cがあるから視界は確保されるが,サイドはそうはいかない。カーブを曲がるときには,吹き込みを覚悟して窓を開けざるを得なかった。

ジムはガラガラに空いていた。こんな吹雪の中を通うのはよっぽど熱心な人か暇人だろう。私はモチロン両方の意味を持つ。もしもこの世に「減量の神様」がいれば,今日の熱意を認めてほしい。

マンションに戻って駐車スペースのホンノ一台分だけ雪かきをしたが,雪が重いから結構腰にきた。毎日,雪かき(豪雪地区では「雪掘り」という)するところはホントに大変だろうな。