旅の報告

朝から和かな陽射しで気温は25℃越えの夏日になったようだが、部屋に閉じこもっている分には実に過ごしやすい1日だった。

奇しくも下関のS君の命日になったが、昨日は「2024夏 近県ドライブ」の最終日。その行動だけ記しておこうと思う。

朝8時過ぎ、始動。道駅「かたしな」から国威同120号線を沼田方面に15分ほど走り、「吹割の滝」に寄る。無料の市営駐車場に車を入れ歩いて15分ほど、大きな水音とともに木々の合間から川面が見えてきた。

先ずは川下にある「鱒飛の滝」がお出迎え。残念ながら滝の高さは確認できないが、どう見ても滝の上まで鱒が飛んでくるとは思えない。

反対岸の「般若岩」を眺めながら遊歩道を注意して川上に向かうと「吹割の滝」が見えてきた。2013年10月に来たときはもっと水量があったが、それでもさすが「東洋のナイアガラ」と言われるだけあって迫力がある。朝早いので観光客もまばらだったため、ジックリ眺めることができた。

120号線を下り沼田の国道17号に出たら左の東京方面に15分ほど戻る。お目当ては渋川の「永井食堂」、10時前にも関わらずもう行列が出来そうな車の数である。カウンターだけの席に座り、名物の「モツ煮定食」をオーダーするとものの30秒ほどで運ばれてきた。テーブルの一人当たりの幅が決まってるので、お盆は縦に置くのが決まりである。ご飯の量もタップリでこれで590円、モツはとろけるほど柔らかく汁は一段とピリ辛になった気がする。最初は箸でご飯とモツを交互に食べ、後半は汁ごとモツ煮をご飯の上に載せスプーンでやっつける。う~ん、旨かった。

時刻は10時半、ここから高速に乘れば13時前にはウチに着くがヒマ人のなせる業で17号線をノンビリ走ることにする。猿ヶ京温泉街を過ぎると急坂で急カーブの連続となるが、それでも前後に車がないのでマイペースでノンビリ走ることができた。長いトンネル内で「新潟県に入りました」のアナウンスを聞く。カーナビ通りに進んで行くと、越後湯沢を過ぎて左に折れ山越えで十日町に出る。17号線をそのまま行けば長岡付近で渋滞になるため、カーナビはそれを避けるコースを選んだようである。ナント賢いんだろう。16時前、南出来島の我が家に安着。その後のことについては昨日報告通りである。

山形、福島、栃木、群馬を廻った3泊4日の今回の旅。実は日光を除き、バイクの日帰りツーリングで行った点を線で結んだコースである。今年走ってない隣県は長野だけ、歯の治療が長引いたら梅雨明けにでも行ってみるかな、、、