4時に目が覚めカーテンを開けると、雨は止んでいて斜里岳が頂上までスッキリ見えた。今日は大丈夫と安心して二度寝する。
7時半、大きな窓からちょっと雲が多くなった斜里岳を眺めながら朝食を食べる。斜里岳は今日が山開きとか。景色に見とれ、朝飯の写真撮るのを忘れてしまった。仙台からご夫婦で来ている方から情報を得て、今日は初めに「サクラの滝」へ行くことに。09時、宿を出発する。
清里町から1151号線で屈斜路湖方面へ南下し、「道の駅さっつる」を過ぎてしばらく行くと「サクラの滝」の案内が出てくる。札弦川に2m足らずの滝があり、ここをサクラマスが登るという。
15分ほど見ている中で、何本ものサクラマスが滝登りにチャレンジしたが、デジカメになかなか納まってくれない。やっとの思いでこれだけ撮った。
清里町まで戻り、国道244号線で標津町の「ポー川史跡自然公園」へ行く。いつだったか、NHK自然百景で紹介された湿原だ。木道の先の小高い丘の上に、縄文時代の多くの竪穴式住居跡がある。
丘には住居が復元されている。湿原はところどころエゾカンソウ、ヒオウギアヤメ、ワタスゲが散見される程度。林には声はすれど鳥は姿を見せてくれなかった。約1時間歩き回り、良い運動になった。
正午を過ぎて青空も大分広がってきた。宿のご主人が「野付のエゾカンゾウも見事です」と教えてくれたので寄ってみる。先端のネイチャーセンターまで行ってみるが、今日は日曜日で多くの観光客がきている。ここも大分歩くことになるので棄権し、国道から5㎞ほど入った第二展望PA付近まで戻る。
写真では目立たないが、道路沿いにはハマナスが、湾寄りにはエゾカンゾウが密集しており、なかなか見応えがあった。
このあと宿をとった根室へ直行、目的の一つが回転寿司「花まる」である。
特にネタが大きいわけでもなく、新鮮なわけでもなく、地物に特化しているわけでもなく、結局は安いのだ。ただシャリがどうも、、、新潟のシャリがシットリ・パラパラとすれば、コリコリ・ポロポロという感じかなあ。
そしてもう一つが、「ダイエー西浜店の焼きとり弁当」。NHK「72時間」で取り上げられた店だ。店内の中央に「焼き鳥コーナー」があり、注文を受けてから焼き始める。「やきとり」は、実は「豚肉」。でも鶏肉、鹿肉、牛肉もあった、大・中・小、タレか塩か、など注文票に書いて店員さんに渡し、出来上がればレジで名前を呼ばれる。写真は４串は入った「中」だ。
道内の天気は不安定だが、比較的良いのが道東だ。明日は釧路をスルーして池田町のとほ宿を予約した。旅も後半戦に入ったが、どうせサンデー毎日の身。あせることなくノンビリいきましょう、、、
