首位奪還ならず

終日薄暗く、小雪や小雨が降ったり止んだり。最高気温も4℃と、昨日に続き寒い一日だった。

都道府県々庁及び政令市を対象とした総務省の家計調査結果が発表され、去年1年間の1世帯当たりのラーメン外食費で、新潟市山形市に次いで第二位となり、首位奪還はならなかった。競争が激化したのは一昨年からで、それまで9年連続トップだった山形市長が返り咲きに燃えてプロジェクトを組織したのが始まり。その結果22年は山形市が見事首位奪還、今度は新潟市長も黙っていない。至る所で「新潟ラーメン」を喧伝し、ラーメン店主も共同で新作を創るなど頑張ったが首位に返り咲くことはできなかった。

県内には新潟市のあっさり醤油と濃厚味噌、燕市の背脂、三条市のカレー、長岡市の生姜醤油、の五大ラーメンがあり、さらに上越の豚汁ラーメン、あご出汁ラーメンなどが人気になっている。2010年こちらに戻ってきた当初は県内のラーメン店行脚に精を出し、年間50~60杯、5万円くらい食べていたが、近年情熱が薄れ、昨年は28杯、2万8千円余に落ちてしまった。

最近ラーメンの値上げが著しく、チャーシューメンが千円で食べられなくなったのは寂しい限り。量的にも並盛では満足できず、大盛か炒飯や餃子などを付けて食べるようになり、その結果「ラーメン記録簿」の単価も上がることになる。ワタシの好みは、スープは家系Wスープでコッテリしていて煮干し臭が効いていればなおケッコウ。麺は黄色みを帯びたシッカリ・モチモチの細~中太縮れ麺、トッピングは厚めの豚バラチャーシューに極太メンマ、味玉が付けばもうサイコーである。

旅先でもぶらっと入って間違いないのは「ラーメン屋」、今年はこれまで5杯やっつけて久々に順調なペースである。この先どんなラーメンに出会えるか、旅の楽しみは尽きない、、、