2023秋 北海道・東北放浪記(初日~2日目)

9月20日(初日) 新潟しゅっぱ~つ

今朝の新潟は天候は不安定で、陽射しがあるかと思いきやパラパラと小雨も降ってくる。朝メシ食べながら、しっかり「こころ旅」朝版を確認する。この日の出発地は網走監獄、2015年7月に3回目の北海道ツーリングでワタシも訪れた。食事処は「かにや」、火野さんが食べた「タラバガニ丼」は旨そうだったがネットでみたら3,800円もするんだ。B級グルメ党のオレには似合わないランチだな。

出掛ける前にざっと掃除機をかけ、10時過ぎ、マンションを出発。隣のコンビニでオニギリとつまみを購入し、10時半にはフェリー乗り場に到着する。駐車場にはもう車がいっぱい、今回も車中泊旅と思われる年金世代、白髪や禿げ頭のライダーが多いようである。11時15分から乗船開始、さっさと自分の部屋に行きシーツをベッドを作る。定刻12時、新潟港を出港する。腹が減ったらおにぎりをパクつき、喉が乾いたら缶ビールを買い、あとはベッドでゴロゴロするだけ。

明朝4時半には小樽港到着。碑の出が遅くなったからまだ暗いだろうな。今回も安全運転でノンビリ走りましょう、、、

 

9月21日(2日目) 秋で~す

昨夜は興奮でなかなか寝付けず、その分今朝は船内アナウンスが流れる3時半までグッスリだった。小樽には定刻の4時半接岸、岸壁に降りたときは4時45分だった。気温13℃、天気は曇りで日中も20℃ちょっとの予報だ。もうリッパな「秋」である。近くのコンビニに車を入れナビをセット、取りあえず道駅「とうべつ」に向ける。

1時間ちょっとで「とうべつ」に到着したが、この時点でまだ行先が固定できずアレコレ模索。何とも優柔不断なオレである。昼の食事処を先ず決定し、先ずは国道275号線を北上し新十津川町の道駅「うりゅう」へ向かう。

「うりゅう」で道を確認し、2019年7月12日放映「こころ旅」の目的地である「暑寒(尾白利加)ダム」に到着する。しかし、シカシ、である。ダムに水がないのだ。日照りの新潟で貯水率0のダムがニュースになったが「北海道よ、おまえもか?」 ダムのミイラは無残、早々に切りあげる。

留萌市の黄金岬にある「海のふるさと館」へ。夕日が有名なところだが、昼間はヒッソリ。この「ふるさと館」、建物はリッパだし展示してあるものもそれなりのシロモノだが、館内に人の気配がしない。

留萌には27もの遺跡があるという。江戸期には樺太経由で持ち込まれた中国製品がこの地で交易されたという。

海岸線を北上し、本日の本命、小平町の「食事処すみれ」へ。道駅「おびら」の松浦武四郎翁にご挨拶したあと、店には10時半に到着。いつも混んでいてなかなか入れない店でオープンは11時、先客が一人いてワタシは2番目だ。ネットで検討してきたが、直にメニューを目にするとまた迷ってしまう。「一日の平均出費五千円アンダー」を目指す年金旅人には「清水の舞台」的金額だが、14回目の北海道旅を記念して「まんきつ丼」2,600円を食べる。

まるで「花びらチャーシュー」の如く、切り身がドンブリからあふれ出している。イクラの上にはホタテ、ナントその下にはネギトロとトビッコが隠れていた。トロ、ツブ、生エビ3尾、生と炙りのサーモン、スルメイカ、ツブ、etc,  勿論パーフェクト完食、満足の丼だった。

「次は揚げ物に挑戦すっか」と思ったら、店前でトンカツ、唐揚げ、揚げワンタンのミニ丼500円があったので晩飯用に購入する。

このあと海岸線を北上して天塩付近まで行くつもりだったが、ハラが一杯になったら早々に温泉で一休みしたくなり、内陸部に左折して道駅「ほろかない」にある「せいわ温泉ルオント」へ。毎度の予定変更は、放浪旅たる所以である。1時間ちょっとで到着、入湯料500円で露天風呂、寝湯、で1時間ほどゆっくり浸かった。

今晩の宿は道の駅「しべつ」、前回も二晩ほどお世話になったところだ。明日は遠軽町のコスモスでも観に行くかな、それとも、、、、