2023春 北海道気まま旅(50日目) ここは南海道?

昨夕、陽が落ちればそれなりに涼しくなり、寝汗をかくことなく眠ることができた。今朝も晴天、でも風向は西に回って湿度が下がった感じがする。

 

8時半、始動。車で1時間ほどの東鷹栖の「田んぼアート」を観に行く。現地に着くとレンタカーで来てた台湾アベックが、展望台の下に佇んでいる。展望台の階段にナント鍵がかかっているのだ。会場となってる農協倉庫敷地を走り回りリフト運転中の職員に聞くと、「まだ成長過程でオープンは未定、それまでカギは明けない」という。アベックさんに状況を説明し「シークレット」と言って三人で階段入り口の柵を乗り越え、展望台に上がる。なるほどマツコさん、お化粧にはあと2週間くらいは必要かな。アベックに「彼女、いや彼を知ってるか?」と聞いたら「イエス」の返事だった。

 

東鷹栖から15分ほど走って当麻町の「上野ファーム」に到着。もうすぐオープンの10時になるが、入り口には2~30人ほどの行列ができていた。入場すると、オーナーの上野さんが団体さん相手にガーデンと花の種類について説明していた。

もう何回目の訪問になるだろうか、先ずは火野さんが病気持ちの女の子に案内されて上がった「射的山」へ。木が大きくなりすぎて風で麦穂がなびく「風の足跡」が見えなくなっていた。空気は乾いているが暑いのなんの、しばらく木陰の椅子で休んでいたが汗がしたたり落ちてくる。一通り順路を回り、40分ほどで退散する。

 

20分ほど走って東川町に到着。道駅向かい側の「東川楽座 笹一」に入り「ざるそばとミニ天丼セット」1,500円でランチ。蕎麦も天丼も旨かったが、上品なお店で量はちょびっと。オレには横浜の「富士山盛り」が合うようだ。

 

美瑛町の「四季彩の丘」に行く。隣近所の外国団体さんでいっぱいだ。あとで知ったが今日の最高気温は31℃まで上がったらしい。ここはオレの好きな「北海道」じゃない、きっと「南海道」に違いない。

ガーデンの一角は百花繚乱。青く花壇を覆っているのは「ブルーサルビア」というらしい。

早咲きラベンダーの見頃は近く、通常種はもう少し先のようだ。気になったのは、赤・青・黄・白、毎年鮮やかな縞模様の絨毯を見せる斜面に花がないこと、どうしたんだろう? 今日は視界も良く、ガーデンと大雪十勝連峰とのコラボがバエる。

 

朝の予定では占冠まで行く予定だったがもうイヤになり、美瑛のとほ宿に今晩のネグラをお願いしたら運よくゲットでき一安心。

まだ時間はタップリ。中富良野・ベベルイまで湧き水を汲みに行き、近くの「フラヌイ温泉」入湯料700円に浸かり、前回泊った「千望峠」で景色を楽しむ。

美瑛に戻って「新栄の丘」に寄り、16時半、美馬牛のとほ宿「おかせん里」にチェックイン。二食付き相部屋5,600円のところ、ツインのシングルユースで6,600円也だ。

明日は夕張経由で苫小牧方面に向かうつもりだ。