2023春 北海道気まま旅(21日目) 原因はこれだ

5時起床、左足は? いつものオレの足である。昨夜は自分なりに激痛の原因を考えた。キーは「突然」の痛みと「突然」の回復、これはきっと神経がイタズラしたに違いない。3年ほど前、左足首に力が入らず階段などでつまづくことが重なり、整形外科を受診した。原因は自重過多により椎間板が圧迫され神経にいたずらしていることと言われた。理学療法士のマッサージを受けながらリハビリに努め、半年ほどかけてほぼ元通りの感触になったことがある。

8時に道駅を出発、30分ほどで帯広市「T整形外科クリニック」に到着。常連患者が数人並んでいたが、タイミングよくすぐ受付が始まった。開院したばかりのようで、建物はまだ新しい。受付で保険証を出すとマイナンバーカードの提示を求められ、カードでの手続きの方が安いという。問診票に記入、勿論腰痛のことも書いて提出する。

09時ジャスト、待合室に先生・スタッフが一列に並び「おはようございます」のあと受診開始となった。先に左足膝下のレントゲンを撮り、20分ほどして先生との面談が始まった。レントゲン結果、症状の説明を受けて先生は、①長旅による疲労蓄積、②水分不足による熱中症の疑い、③腰痛の原因となっている椎間板圧迫による左神経系へのイタズラ、をあげ、多分③によるものだろうと言う。

考えるに、①車の運転は右脚主体、疲労ならば左足より同い年の右足が先に痛むハズ、②運転中はペットボトルを常備、そのほかコーヒーは何杯も飲むしガイガリ君・金麦も補給する。第一ほとんどが水分という脂肪を多く身に着けてるのでワタシに水分不足はなかろう、③やっぱり、これが原因だ

今は左足も回復しているし腰痛も起きてないことなどから、筋肉弛緩に効く「芍薬甘草湯」の投薬と湿布薬くらいしか治療方法はないという。両方とも在庫はあるが、甘草湯だけ十日分出してもらうことで診療を終了した。新潟に戻ったら、いつもの整形外科で診てもらうこととT先生にも相談してみるか。今航は、だましダマシ、ヤワヤワと、神経を逆なでしないように旅を続けていくつもりである

まだ9時40分、取りあえず今回まだチャレンジしてない「インディアンカレー」を求め北上する。10時過ぎ、音更店で「カツカレー、辛さ5段階の3」814円を食べる。やっぱし、個々のカレーはウメ~、、、

阿寒湖を目指して車を走らせ、12時過ぎに道駅「あしょろ銀河ホール21」に到着。ここは松山千春のふるさと、いつも大音量で「は・て~しいない、お・おぞ~らと、、、」が流れているが、今日は故障で静かである。ここで地図をじっくり検討、考えたら阿寒湖には道駅がなく、車中泊なら釧路、陸別、津別まで行くしかない。昨日からのことでちょっと疲れた。ということで、今夜はここ足寄に泊することに。

明日は視界が良ければ「オンネトー」経由で阿寒湖の遊覧船に乘り、厚岸を目指すつもりだ。