2022秋 気ままな放浪旅(五日目)

ハードでした

横浜を出て以来、朝飯はコーヒーにパンをかじるだけ。五日目にしてようやく「らしい朝飯」にありついた。6時半から一階のレストランでプチバイキング、毎度の全部載せにカレーまでいただいた。8時40分ホテルを出発し、二条城前駅から電車を乗り継いで叡山電鉄修学院駅に9時半過ぎに到着。駅からトコトコ歩いて修学院離宮には10時ちょうどに着いた。

 

同じ組に集まったのは20人ほど、ほとんどがシルバー世代だ。予約票と本人確認を提示し離宮内入って休憩所で待機、11時ちょうど黒づくめの女性ガイドに導かれ、杮葺・透かし彫り板戸の‣御幸門の「下離宮」に入る。

杮葺・数寄屋造には三間あり、それぞれの襖、戸袋などに絵が描かれているというが良く見えない。

下・中・上と三つある離宮を結ぶのが、低く刈られた松並木の道だ。

離宮にある楽只軒とそれに続く客殿。一間半の飾り棚、応挙作ではないかと言われる杉戸の鯉が有名とか。

離宮から田園風景を眺めながらダラダラ坂を上り、上離宮に入ったと思ったら石段が続いていた。

石段の上にある隣雲亭から人工の浴龍池を望む。修学院を代表する風景で、もう少し紅葉が進めばパンフの絶景が拝めるという。

ここは高台なので少し紅葉が進んでいる。楓橋を渡った窮邃亭(きゅうすいてい)の窓も絵になる景色だ。

離宮からは下るだけ。のんびりと池の反対側を望みながら歩いて行く。何より青空が一番の風景かな。予定をちょっとオーバーして出口に来たのは12時15分、ガイドさんの足が速くてついて行くのにイッパイだったが何とか参観を終えることができた。

 

帰りはバスを利用、体力があれば四条まで出て建仁寺でもと思っていたがキモウや~めた。東山三条から地下鉄に乗り換え、途中昼飯を食べて14時半ホテル着。明日は10時から西芳寺の参観だ。近くに観光駐車場があるので車で行くことにし、ちょっと早めにでる予定である。