2022秋 北海道旅(二十三日目~最終二十四日目)

10月1日 ドンじゃない、ワンだ

泊まったとほ宿「旅物語」の晩飯(左)と朝飯、品数も多く美味しく戴いた。個室で申し込んだのだが、昨夜の客は私一人だったため相部屋料金にしてくれた上、ガイド本のサービス200円引きもあり、一泊二食付きで5,200円だった。

 

8時、オーナー夫妻の見送りを受け出発。ニセコの「有島記念館」に寄る。有島とは作家の有島武郎のこと、農地解放に尽力したというがオープン前のため詳しく知るには至らなかった。雲一つない羊蹄山も今航の見納めだ。

 

トラックの多い国道5号線を避け、倶知安から国道393号、赤井川から道道36号で余市町の道駅に併設されてる「余市宇宙記念館」へ行く。宇宙飛行士の毛利さんが館長を務めている。入館料500円。

スペースシャトルの船内や各種衛星の模型、ミニシアターではシャトルの打ち上げ体験、宇宙の紹介など楽しませてくれる。古稀を過ぎたオジンも十分楽しめる施設である。

 

小樽駅近くに車を停め、歩いてすぐの「三角市場」へ行く。空いてるだろうとタカをくくっていったが、今日は土曜で時刻は正午近く、多くの観光客で賑わっていた。鮮魚売り場も多いが丼物を売りにする店が並んでいる。ある店で何とか席が取れ、写真メニューからエビもホタテも大き目に見えた「三色丼」1,800円を注文。出てきたのを見てビックリ、とっても小さのだ。この器に載せれば具が大きく見えるのも当然、これなら「三色椀」だろう? とても「椀ダフル」な気分にはなれなかった。

 

食後久しぶりに小樽の街を歩いてみるつもりでいたが、三国人はいない(?)もののどこも観光客でいっぱいだ。「若鶏時代なると」も長蛇の列で、楽しみにしてた鶏の「半羽揚げ」もあきらめざるを得なかった。コンビニでツマミ等を買い、「毛無山展望台」で時間をつぶす。

14時半、小樽港フェリー乗り場へ。15時45分から乗船開始らしいので、それまでにブログを書こうと思ったのが甘かった。写真がどういうわけか大容量サイズになっており、修正に時間がかかってしまい未完で終わる。乗船後は先ず一寝入り、車中で寝ていたせいか船のベッドがヤケに広く感じた。

 

10月2日 無事、ゴール

ベッドからほとんど出ずに一夜を過ごし、目が覚めたのは午前5時。6時半にアナウンスがあり、新潟には定刻9時に到着するそうだ。ブログの原稿でも下書きするかとPCを持って乗り込んだが、結局開くことなく下船となりそうだ。

9時15分下船、日曜日で車がいっぱいのピア万代を横目に見て信濃川沿いを走り、9時半にはマンションに到着した。フェリーに2泊、道内で21泊、24日間の北海道旅が無事終わった。次は今月末の京都旅、予約がとれた修学院離宮桂離宮苔寺の見学が楽しみだ。さあ、それまで体力温存といきましょう、、、