2022秋 北海道旅(二十日目)

旭岳で紅葉狩り

昨夜は宮崎からツーリングしている50歳前後のライダーと同宿、宿の晩飯(左)と朝食を食べながら北海道旅の話しに華がさく。ご飯は相変わらず美味しいなぁ。

 

朝からずっと薄曇り、雨の心配はなく風もほとんどない。8時半、宿を出発し旭岳ロープウェーの山麓駅に直行する。まだ空いていて客は6割程度、紅葉は麓から森林限界まで進んでいてきれいである。頂上駅からの景色がこれ、一時間のトレッキングコースを回るつもりできたが、とりあえず噴気が見えそうな矢印のところまで上ることにした。

ポールを使ってゆっくり上がっても10分足らずだが、それでも結構汗が出た。残りのコースをどうしよう、前回の2017年9月に来た時もここまで。あれから5歳も歳喰ってるんだからもう無理だ、ここで諦めよう。

前はゴーゴーとすごい音を響かせてガスが勢いよく噴出していて地球の息吹を感じさせてくれたが、今回はすっかり大人しくなっていて少々拍子抜けである。お隣さんが居ない代わりにツアー客の老アベックの姿が目立つこと、年金パワー、さすがである。

例年ならお彼岸前後に初冠雪があるという旭岳、今年の山頂は暖かい。「日本一早い紅葉」の名の通り、見事な紅葉、黄葉である。

 

山麓駅を下って行って、忠別湖にある「大雪旭岳湧水」に寄る。2ℓボトル2本に500mlボトル2本に入れるが、キンキンに冷えて美味しいこと。「協力金車1台300円以上」とあるので正直に入れたが、後から来た人は2ℓボトル12本入りを何ケースも詰めて台車で運んでいる。彼らも車1台300円なんだろうか? どうみても割が合わないゾ。

 

同宿のライダーに教えられ、忠別湖から北に延び「一年で一ヶ月、この時期にしかゲートが開かない」道道1116号線を走ってみる。なるほど、カーナビに道が表示されない幻の道だ。きれいに舗装されてるが、対向車がきたら待避所でのすれ違いを余儀なくされる。2車線になったところに、三国峠並みのりっぱな橋が架けられていた。

 

旭川市に入って、ネットで高評価だった「らー麺火あぶり家」で、「醤油ラーメン」850円に味付卵120円をトッピングして昼飯。濃い目のダブルスープにちょっと硬めの細縮れ麺、まあまあ美味しく戴いた。

 

深川市に入り、「神居古潭」に寄ってみた。ここも2017年9月以来2度目の訪問だ。

渓谷美モドキに白い橋、紅葉はもうちょっと先かな。蒸気機関車3輌が動態保存され、神居古潭駅舎とホームが残っている。

 

14時、道の駅「ライスランドふかがわ」に到着。WiFi環境をチェックし、今夜はここで泊することに決めた。国道沿いで車の往来が多いが、タダとなれば致し方ないだろう。明日は深川から当別町あたりをウロウロする予定である。