2022秋 北海道旅(二十一日目)

WiFiで温泉ロス

朝冷え込んでここ深川の最低気温は8℃、車中も冷えて朝方ライトダウンを着込み二度寝する。

8時、出発。芦別を経由し、1時間少々で国道452号線沿いにある「三段滝」に到着。ここは二度目の訪問。2018年9月に来たとき(左)は雨上がりで茶色の濁流が流れており、情緒もクソもなかった。

今回は水量が多くもなく少なくもなく紅葉も始まっていて、日本的な渓谷美を演出していた。

 

滝から30分ほどで「三笠市立博物館」に到着。三笠と言えば炭鉱だが、ここの売りは「アンモナイト」である。

地元で発掘されたのをはじめ、大小さまざまなアンモナイトが展示されている。

恐竜のレプリカもあり、あとから来た小学生も楽しそうに見学してた。

 

月形樺戸博物館へ行く。明治初期、新政府に対する反乱が続発し政治犯が多発した。伊藤博文の提言により、彼らを北海道へ送り開拓に従事させた。ここ樺戸の初代集治監典獄が月形潔、それが地名になった由。森林を伐採しての道造り、インフラの整備、農地開拓、使役は過酷で多くの犠牲者が出た。時代は異なるが、P.ニューマン主演の「暴力脱獄」を思い出す。

 

当別町の「スウェーデンヒルズ公園」による。広々とした敷地の高級住宅街と思いきや、屋根は赤、壁は茶、枠などは白で統一された建売住宅だ。車はTANKじゃなく、やはりVOLVOが似合うのだろうか、、、

 

昼飯はソバが食べたくなり、ネットで調べて15分ほど走った手打ち蕎麦「彦いち」で「野菜天婦羅そば1,200円を大盛100円」で食べる。色からして二八蕎麦か、コシもあり天ぷらもサクサクで旨かった。

 

14時過ぎ、泊まる予定だった道駅「とうべつ」でWiFiをチェックするが、駅ネットも当別町の電波も全然立ち上がらない。スマホも然りだ。ガイド本で道駅を調べると、25㎞ほど離れた「石狩あいろーど厚田」が近く、新しい道駅だからネットはあると思い走り出す。15時ちょうど厚田に着き、早速試すと電波は弱いが何とか繋がった。

当別町で温泉に入るつもりだったが、今日はロスである。残り二日、明日は余市方面を散策し、明後日は早めに小樽に入って17時の出港を待つつもりである。